女子バスケ福岡大若葉 初4強へ全員で「走り勝つ」

西日本スポーツ 鬼塚 淳乃介

 バスケットボールの第74回全国高校選手権(ウインターカップ)が23日、東京体育館などで開幕する。6年ぶりに出場する福岡大若葉はけがから復活したエースの加藤愛香(3年)や1年生ながら主力としてチームをけん引する東紅花(いろは)らを中心に走り勝つバスケで県予選を優勝。冬の大舞台で初の4強入りを果たし、メインコートに立つ。

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 11月3日の県予選決勝でチームの真価が発揮された。197センチの留学生センターを擁する東海大福岡相手に、伝統の走り勝つバスケで相手との身長の差をカバー。ベンチ入りした全員が出場する総力戦を見せて勝利し優勝をつかみ取った。「あの勝利は全員で勝った。自信にもつながった」と運動量で圧倒した勝利に中嶋そら主将(3年)は胸を張った。

 夏の全国総体は3回戦で桜花学園(愛知)に51-114で大敗。選手たちは運動量で上回るためにはスタメンだけで勝つことは難しいと感じた。底上げのため、お互いが言いたいことを言い合える信頼関係を築きレベルアップにつなげた。決勝戦で見せた成長に池田憲二監督は「みんなで戦う理想のバスケをやってくれた。ここ最近のベストゲーム」と評価する。

 チームを引っ張るのはリバウンドやミドルシュートを得意とするエースの加藤。全国総体は右手首などのけがの影響で不本意な結果に終わっただけに「絶対的な必要な存在としてコートの中で引っ張っていく」と巻き返しを誓う。

 1年生の東は献身的な守備と正確な3ポイントシュートが武器。四日市メリノール学院中3年時のジュニアウインターカップの決勝で26得点を挙げた逸材は「勝負どころで決められるよう何本もシュートを打って貢献したい」と意気込む。

 池田監督が感じるのはチームの一体感。選手たちは厳しい練習も笑顔でこなしていると目を細める。加藤は「これだけやったら絶対勝てると楽しんで練習した方がいい」と理由を明かす。

 今年から教頭に就任した池田監督を支えるため4月にOGの大石萌夏氏がアシスタントコーチに就任。2014年に同校最高のベスト8を達成した経験を還元するコーチに中嶋も「萌夏コーチを超えたい」とモチベーションになっている。メインコートを目指し全員バスケで挑む。(鬼塚淳乃介)

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