「髪の毛ー!」てんてこ舞いだった10周年公演舞台裏 HKT48月イチ報告㊤

西日本新聞 古川 泰裕

 11月26日に活動開始10周年を迎え、新たな10年の〝航海〟に出発したHKT48。2日間にわたった記念特別公演(26、27日)は、計6時間以上にわたって100曲を披露する長丁場に。スタッフも一丸となった節目の舞台は、例年にもまして笑顔と涙に彩られたステージとなった。思い出と歴史に刻まれた2日間を、1期生の本村碧唯(24)、ドラフト2期生の今村麻莉愛(18)と村川緋杏(22)、4期生の小田彩加(22)と振り返った。(聞き手は古川泰裕)※取材は12月9日

 -11月26日と27日に10周年記念特別公演が終わった。

 村川「うん、なんか良かった。無事に終わって。終わると思わなかったくらい」

 小田「リハーサルが長く感じました。いつもそんなにしていましたっけ?」

 村川「いつもは(レッスンを)1週間やって、1週間空いて、その後2日前くらいからリハをして本番みたいな感じだったけど」

 小田「詰め詰めだったんだ」

 本村「周年って、他のイベントとかもやっていたからね。公演とは別のこともやっていたから」

 村川「今回は公演をぎっしりやる10周年だったから。それもそれでお祭り感があってね、楽しかったですね」

 本村「みんな焦っていたけどね」

 今村「確かに」

 本村「大変だった」

 小田「覚えられないって思った」

 村川「ね!」

 小田「みんなに教えてもらって」

 村川「昔の曲が多かったから。映像を見てもチームHとチームKⅣで振り付けが違うとか」

 小田「あるある」

 村川「手を下ろすタイミング、チームHさんは早いけどKⅣさんはKⅣさんで覚えてきているから」

 -「シアターの女神」や「最終ベルが鳴る」など、複数のチームがやったことがある演目は、それぞれ振り付けの細かいところが違ってくる。

 今村「どっちもアンダーで出たことがあるから、合わせるのが大変だった」

 村川「細かいところが違うよね。『オネストマン』とかさ」

 今村「ちょっと違うよね。音の取り方が違うっていうか」

 本村「うちら(KⅣ)は愛ちゃん(多田愛佳)に合わせていて、Hはさしこちゃん(指原莉乃)に合わせているから」

 -2日間で100曲を披露。

 今村「セットリストをもらった時、何から始めていいか分からなかった(笑)。自分が出る曲も見逃しちゃっている気がして、何回も確認した。リハで急に『これ、まりあも出るよ?』って言われちゃいそうで怖かった」

 村川「私、ありました」

 今村「びびあん、あったよね(笑)」

 村川「私、『ハイテンション』に出るの知らなくて。『びび出るよ』って言われて、もう『ハイ!』って(笑)。行きます、頑張ります、すみません!みたいな。もう肩身狭くて。ただでさえ、けっこう大変な状況なのに、私も、えれたんさん(坂本愛玲菜)も立ち位置を見逃していて。2人並んで焦って」

 本村「逆に並んでいて良かったね(笑)」

 村川「それくらい、把握するのも難しいくらいでした」

 今村「振り付けの映像が入っているアプリが、みんな見過ぎて動画を見られなくなっちゃって(笑)」

 小田「何回もなくなっちゃって」

 -大変でしたね。

 本村「すごく歴史を感じた。『うわあ、この時はこうだったな』って思い出す、いいきっかけになったし、やりながらすごく楽しかったです」

ピクトグラムのパントマイムを取り上げた「天国野郎」

「村重さんを見るたび泣いていた」…

 -「振り起こし」の期間やリハーサルは先輩と後輩で感じ方が違ったのでは。

 村川「ああ!」

 本村「そう、思い出しながら。『ここに誰がいたな』とか、『この子とこんなことをした』とか、思い出しながらリハをしていたし本番もそうだった」

 村川「わあ! すてき! 私、『博多レジェンド』公演がすごく大好きで、すごく予習してから公演を見に行っていたくらい。シゲさん(村重杏奈)が『博多レジェンド』公演の曲に出ているのを見ると、もう涙腺がやばかった」

 今村「毎日のように泣いていましたもん(笑)」

 本村「マジで(笑)」

 今村「村重さんのことを見るたびに泣いていたね(笑)」

 -「天国野郎」が好きだったよね。

 村川「そう! 天国野郎! でも本番は(ピクトグラムのパロディーをやったので)もう、しげさんって分からない(笑)」

 本村「あれ誰(笑)」

 村川「声だけ、しげさん(笑)」

 今村「最後まで顔を出していなかった(笑)」

 -10周年でついに完全に誰だか分からなくなった。

 今村「いつも顔は出ていたのに(笑)」

 本村「最終形態がもう『誰?』って」

 村川「懐かしいな、って。一人のファンだった時のことを私は思い出しました」

 -本村さんは一緒に公演していたメンバーのことを思い出していた。

 本村「振り付けを思い出す時に、それを思い出していて。『ああ、ここでこうしていたから(立ち位置が)何番だ』とかが出てくるんですよ」

 後輩たち「ええ…!」

 本村「ここで誰々とこういうことをしていたから、ここにいて…みたいなことを、すごく思い出した」

 村川「もう『手をつなぎながら』公演の記憶もあやしいのに…」

 今村「思い出せるかなあ(笑)」

 本村「なんで(笑)」

 村川「それは、あおちゃんがすごい(笑)」

 -公演の思い出から、ステージの立ち位置を思い出した。

 村川「ダンサーだ」

 本村「ダンサーじゃない(笑)」

 -かなりの回数の公演をやっていたから。

 本村「すっごいやっていましたからね」

 村川「確かに回数がえげつない」

 -期間はそう長くないかもしれないけど、密度はすごかった。

 本村「ほぼ毎日いろんな曲をやっていたし、夏のイベントでも、そのちょっとの期間だけで同じ曲を何回もやっていたから」

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