「まさかこんなことに…」ソフトバンク和田、人的補償で中日移籍の岩崎にエール 25日の結婚式出たばかり

西日本スポーツ 伊藤 瀬里加

 ソフトバンクの和田毅投手(40)が28日、中日への移籍が決まった岩崎翔投手(32)にエールを送った。和田にとって岩崎は米大リーグから復帰する前に背番号「21」を背負った選手で、オフの自主トレに帯同させたこともある。国内FA権を行使して加入する又吉克樹投手(31)の人的補償としての急な移籍発表に驚きながらも、新天地での活躍を願った。

 かわいい後輩の突然の移籍に、和田の心境も複雑だった。前日の27日に岩崎がFA移籍で加入する又吉の人的補償でホークスを去ることが発表。25日に行われた岩崎の結婚式に出席したばかりで、翌26日のトークショーでは式の様子を楽しそうに明かしていた。それだけに「まさかこんなことになるとは思わなかった」と驚きを隠せない。

 岩崎が2008年に入団して以来の付き合い。右腕にとって初めてのオフだった09年1月、和田は自身の自主トレに参加させた。カヌーに挑戦するなどユニークなトレーニングも取り入れながら、プロで戦い抜く心技体を鍛えた。

 和田が米大リーグに挑戦した後、13年から3年間、岩崎が背番号「21」を背負った縁もある。16年、左腕のホークス復帰にあたって、岩崎が17番に変更する際には、お礼に超高級時計を贈り、互いの健闘を誓いあった。

 「ずっと一緒にやってきたので、寂しい気持ちもある」。それでも、予期せぬ別れが訪れるのがプロの世界。「ルールはルールだし、求められて中日に行くのでそこで頑張ってほしい」と激励する。「家探しとかばたばたするので大変だとは思うけど、野球をやることには変わりない」。自身も28日にはペイペイドームでトレーニングに励み、41歳で迎える22年シーズンに備えている。「チームメートとしては複雑な部分はありますけど、新天地でも頑張ってほしい」。グラウンドでの再会を楽しみに、来季への準備を進めていく。(伊藤瀬里加)

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