J鳥栖パワハラ問題、社長「前社長に権限が集中し強化部が機能していなかった」
Jリーグは、クラブの対応は不十分とする匿名の告発を受け、8月に調査に乗り出していた。鳥栖は30日、オンライン会見で福岡淳二郎社長がサポーターやスポンサーに謝罪。進龍太郎取締役がクラブとしての調査が不十分であったことを認めた上で「隠蔽(いんぺい)はなかったとこの場で断言できる」と話した。金前監督のパワーハラスメント行為について「前社長に権限が集中していたことで(監督の交代などを判断する)強化部が機能していなかった」と説明した。
鳥栖は金前監督の申し出により20日に退任を発表。その後、24日に川井健太監督の就任を発表した。