【7位】5期生全員昇格、未来を担う力に〈HKT48十大ニュース2021〉

西日本新聞

 12月29日、一夜限りの復活を果たした5期生の「脳内パラダイス」公演で、研究生8人の正規メンバー昇格が発表された。来年1月13日から、チームHに栗山梨奈坂本りの村上和叶の3人、チームKⅣに市村愛里川平聖田中伊桜莉長野雅の4人、チームTⅡに後藤陽菜乃が所属する。これで現役の5期研究生全員の昇格が決まった。

 今回の8人については、4月に先に昇格していた上島楓水上凜巳花石橋颯竹本くるみの4人から約8カ月遅れての吉報だった。ファンの計算では、加入してから3年超、1129日目だったという。48グループ全体で見れば昇格までに3年以上を費やした例はいくつかあるとはいえ、同期に先を越された8人にとっては特に苦しい8カ月だったのではないか。

 4月に昇格した4人は、既に「2、3年チームにいるんじゃないか」と先輩に錯覚させるほどのパフォーマンスを見せた。それぞれの努力があったことは言うまでもない。残された8人もまた悔しさを胸にレッスン場に通って自主練習にいそしんだ。

 同期だけで出演する「脳内パラダイス」は4月に終了。残るチャンスはチーム公演で、休演などで空いたポジションを見つけ、振りつけを覚えて出演するしかなかった。長野雅は体調不良で休養していた時期もあったが、個人でダンススクールなどに通い、同期との差を埋めようとしたという。

 夏にはメンバーの新型コロナウイルス感染が相次ぎ劇場の演目は「博多なないろ」公演となった。少人数で先輩とともにパフォーマンスを磨く機会は、彼女たちのさらなる成長を促した。

 ファンの間では、11月26日と27日、10周年記念特別公演で8人の昇格が発表されるのでは…という予想も出ていた。ただ、公演前に研究生たちには昇格発表がないことは既に伝えられていた。終演間際にはやりきれないような表情を浮かべるメンバーもいた。10周年という特別なイベントの中で「昇格」のニュースが埋もれないように、という運営の計らいだったようだが、その表情を見たスタッフの1人は「昇格させてあげられなかったのが唯一の心残り」とつぶやいた。

 その思いは1カ月後に果たされた。昇格を判断するためのレッスンは大変厳しいものだったそうだ。

 朗報を受け止め、8人は「ここからがスタート」と口をそろえた。チームやグループの力になることが、今まで以上に求められるだろう。次代の中心として期待された上島は間もなく卒業してしまうが、新たな10年のスタートダッシュに5期生の成長は欠かせない。HKT48の未来は、彼女たちの手の中にある。(古川泰裕)

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