【1位】10周年記念特別公演、原動力は「大好き」〈HKT48十大ニュース2021〉

西日本新聞 古川 泰裕

 11月26日、HKT48は劇場公演開始から10周年を迎えた。当時から追い続けてきた担当記者としても感無量だ。10年の活動を振り返る西日本新聞meの連載「HKTが好きやけん」など締め切りに追われる2021年だったが、その分充実していた。

 26日と27日に行われた記念特別公演は、2日間で100曲というこれまでにない挑戦だった。イントロが始まるたびに「あの頃のあの曲だ」と、思い出に浸っていたら、あっという間に終わってしまった。

 「HKT48の個性って何だろう?」

 10年前、当時の1期生にこう問い掛けていたことを思い出す。今年、1期生に同じことを聞いてみた。村重杏奈は「一番愛が深い」と評し、松岡菜摘は「自分たちが自分たちを好き」と答えた。本人たちがどれだけ自信を持って発言したのかは分からないが、自分たちが築き上げてきたHKTをよく表現していると思う。同期を、先輩を、後輩を、スタッフを、まず「大好きであること」が、このグループの最大の原動力なのだ。単純な「仲良し」では収まらないからこそ、厳しさもある。涙もある。だが、最後には笑う。HKT48の節目にメンバーの「泣き笑い」が多いことも、そうした理由からだろう。

 10周年記念特別公演の2日目、締めくくりは「HKT48ファミリー」。「出べそ」に出てきていた1期生と2期生は、メインステージと花道に、所狭しと並んだ後輩たちへ向き直った。

 「みんな!大好き!」

 シンプルかつ何よりも強い叫び。それこそが、10年という月日をかけて磨き抜いた、HKT48の個性なのだろうと思う。(古川泰裕)

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