藤本監督 二遊間争いガチンコ宣言 メジャー109発助っ人も特例なし

西日本スポーツ 長浜 幸治

 新外国人も特別扱いなし!! ソフトバンクの藤本博史監督(58)が6日、今季のスタメン争いについて「ガチンコ」を強調した。焦点は二遊間で、米大リーグ通算で109本塁打をマークしている前フィリーズのガルビスのほか、今宮、牧原大、三森、周東ら候補者は多数。2月1日に始まる宮崎春季キャンプから開幕前のオープン戦まで、過去の実績にとらわれず、横一線で競わせる方針だ。

   ◇   ◇

 筥崎宮(福岡市)での初詣で妻が引いたという「勝(かち)みくじ」を手に、藤本監督は笑みをはじけさせた。「新年から幸先がいいよね。すごくいいことが書いてあったよ」。6日はテレビ番組収録のため福岡市内の飲食店を訪れた指揮官だったが、野球に話題が及ぶとすぐに表情を切り替えた。

 「(昨年の)秋キャンプのテーマは『アピール』だったけど、(今年の)春キャンプのテーマは『競争』。激しくなると思うよ」。これまでにレギュラー当確を口にしたのは右翼の柳田、捕手の甲斐、左翼の栗原の3人のみだ。

 今オフは球団が積極補強を進めた中で、目玉の一人は米大リーグ通算109発を誇るガルビスだ。実績十分の助っ人が加入したことで、二遊間のレギュラー争いが激戦区と化した。藤本監督は「基本的にセカンドかショートで」と起用の構想を明かした上で、きっぱりと言い切った。

 「新外国人だからといって絶対に使わなくちゃいけないと言うことはない。それよりも日本人の方が良ければ使うのは当たり前。当然、競争してもらう」

 昨季を見ると、二塁手でのチーム最多スタメン出場は78試合の三森、遊撃手では110試合の今宮だった。2人のほかにも二塁手としてゴールデングラブ賞受賞を目標に掲げた牧原大や、2020年に盗塁王のタイトルを獲得した周東もレギュラーの座を狙う。

 新型コロナウイルス感染者の急増により外国人選手の入国時期が定まらない状況ではあるが、藤本監督はあくまで結果重視の姿勢を貫く。「キャンプ、オープン戦で結果を出してくれた人が開幕戦に出ることになる」。過去の実績にとらわれず、横一線のサバイバルを予告した。

 ガルビスだけでなく、チームに復帰したレイ、米大リーグ通算52勝右腕のチャトウッドが加わった投手陣も競争が激化する。「それだけ戦力が整ってきたということ。ありがたい。考えるだけで頭が痛くなるね」。指揮官は新春からうれしい悲鳴をあげていた。(長浜幸治)

PR

福岡ソフトバンクホークス アクセスランキング

PR

注目のテーマ