初出場8強の八女学院「1試合ごとに強くなった」全国総体優勝の下北沢成徳に敗退も収穫 春高バレー女子

西日本スポーツ 山田 孝人

 バレーボールの全日本高校選手権(春高バレー)は7日、東京体育館で男女の3回戦と準々決勝で熱戦を展開した。

 全てを出し切った。女子の準々決勝。快進撃が止まった初出場の八女学院(福岡)の選手たちは涙とともに、その思いをあふれさせた。

 昨夏の全国総体優勝の下北沢成徳(東京)に0-2ながら鍛え抜いたレシーブ、コート内を縦横無尽に動き回る全員バレーを存分に示した。楢原主将(3年)は「素晴らしい舞台でベスト8に入ることができたことは誇り。最後は力が及ばなかった」と顔を上げた。

 奈良文化との3回戦と同じように、高いブロックに苦しんだ。それでも粘り強く拾い続け、コンビバレーで切り崩す場面も多かった。

 豊富な運動量に支えられたレシーブに加え、身長差をスパイクのパワーで補おうと、昨年から個別に毎日、1時間のウエートトレーニングを敢行。高く、厚い壁を何度も突き破った。自炊して協力し合う寮生活でも育んだチームワーク。福岡県予選決勝で全国総体に出た福岡女学院にストレート勝ちしたことも自信に大舞台で躍動した。木屋監督は「1試合ごとに強くなった」とたたえた。

 春高バレーが現行制度となった2010年度大会以降、福岡県勢の女子としては初の8強入りだ。楢原主将は「多くの方にサポートしていただき、ここまでこられた。このチームで主将をできて良かった」。充実感が詰まる涙を拭った。(山田孝人)

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