小久保2軍監督、育成ルーキーにも「宮崎チケット」プラン

西日本スポーツ 長浜 幸治

 「宮崎チケット」をつかみ取れ!! ソフトバンクの小久保裕紀2軍監督(50)が7日、宮崎春季キャンプのメンバーに育成枠のルーキーを抜てきする可能性を示唆した。2月1日に始まる今春キャンプは1、2軍選手が宮崎、3軍とリハビリ組の選手は筑後のファーム施設で行う分離形式で実施。史上最多の14人が入団した育成選手の中から「金の卵」が現れることを期待した。

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 今年初めて筑後のファーム施設を訪れた小久保2軍監督は、2月1日に始まる春季キャンプに向けて大胆な育成ルーキーの抜てきプランを披露した。

 「1軍(メンバー)は藤本監督が決めて、漏れた選手を監督と相談する。育成だけど体力的に十分できそうだなという子がいれば宮崎に連れて行く可能性もある。その辺の見極めもしないといけない」

 今回はA組(1軍)とB組(2軍)のメンバーは宮崎キャンプに参加し、C組(3軍)とリハビリ組は筑後でトレーニングを行う。ルーキーはドラフト1位の風間(秋田・ノースアジア大明桜高)はC組スタートの見込み。2位の正木(慶大)と4位の野村勇(NTT西日本)はA組スタートが内定している。さらに育成ルーキーにも「宮崎チケット」への道が示されたことで争奪戦が熱を帯びそうだ。

 首脳陣は24日に会議を開き、最終的なメンバー振り分けを決定する。小久保2軍監督は「その間に何回か筑後に来る」と、10日に始まる新人合同自主トレの視察を明言。藤本監督らと動きを確認した上で判断する考えだ。

 3軍制の大幅な拡充を計画している球団は、昨秋のドラフト会議で史上最多となる14人の育成選手を指名した。これまでも千賀や甲斐、牧原大や周東、リチャードなど数多くの選手が育成から支配下入りし、飛躍しただけに、1年目から頭角を現す逸材が新たに出現する可能性は十分にある。

 当然のことながら「宮崎チケット」を手に入れるには新人合同自主トレからの猛アピールが不可欠だ。「スタートラインでどれだけ(能力が)あるのか見たい」と小久保2軍監督。14人のチャレンジャーによる戦いのゴングは間もなく鳴らされる。(長浜幸治)

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◆春季キャンプでA組スタートしたソフトバンクの主な育成選手(当時)

 2013年 有馬翔

  17年 曽根海成、吉本祥二

  19年 周東佑京

  20年 リチャード、尾形崇斗

 有馬、吉本は支配下選手として入団した後、育成契約を結んでいた。吉本を除く5人はA組スタートしたシーズン中に支配下登録を果たしており、ステップアップに向けた登竜門と言えそうだ。

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