全員が宮崎出身の日南振徳が3位 エース甲斐を軸に初出場の公立校が旋風起こす 春高バレー男子

西日本スポーツ

 ◆春高バレー・男子準決勝(8日、東京体育館)日南振徳0-3鎮西

 ノーシードから勝ち上がった日南振徳(宮崎)の快進撃が止まった。昨夏の全国高校総体王者の鎮西(熊本)に力負け。だがチーム最多の27得点と気を吐いた身長200センチのエース甲斐(3年)は「センターコートでバレーができて楽しめた」と晴れやかだった。相手の3枚ブロックに何度も止められても「前衛ではブロックの上から打ち、後衛ではブロックをぶち破る」と攻めの姿勢を貫いた。

 延岡市出身の甲斐を含め、選手全員が宮崎県出身の公立校。3月開催だった「全国高校選抜優勝大会」時代の2009年に男子の都城工で優勝した鍋倉監督が16年に就任し、個性を伸ばす指導で強化した。中学まで実績がなかった甲斐の身長が急に伸びると、成長を妨げないよう器具を使った筋力トレーニングを制限。スクワットなどでジャンプ力をつけさせた。

 初出場ながら3回戦では総体準優勝の駿台学園(東京)を破るなど優勝候補を次々と破り、堂々の3位。鍋倉監督は「県外から選手を集める私学校が多い中で、本当によく頑張った」と胸を熱くした。専大に進学予定の甲斐は「苦しいときでも決められるエースになり、全日本に入る」と誓った。(末継智章)

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