井上2年目の目標 3割2桁弾をまず2軍で

西日本スポーツ 鬼塚 淳乃介

 ソフトバンクの井上朋也内野手(18)が10日、プロ2年目の今季の目標に「2軍で打率3割、2桁本塁打」を掲げた。2軍での活躍を経て、その先にある1軍デビューを見据え、本職の三塁にこだわらず、外野など複数のポジションにも挑戦する意向を示した。期待の大砲候補は、この日から始まった新人合同自主トレに取り組むルーキーに刺激を受け、2022年を飛躍の年にする決意を固めた。

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 1軍の舞台に立つために逆算した明確な目標だ。井上は、まずは2軍で打率3割、2桁本塁打という一つの目安を掲げた。「今年は数字にもこだわりたい」。持ち味のフルスイングでの長打に加え、打率も求める。簡単には達成できないことを自覚しながら、結果を残す覚悟を示した。

 1年目の昨季は2軍で45試合に出場して打率2割4分6厘、3本塁打、11打点。秋季キャンプでは、王球団会長兼特別チームアドバイザーや小久保2軍監督からも熱血指導を受けた。じっくりと育成するという球団の方針に理解を示しながらも「関係なく1軍に食い込んでいきたい」と早期の1軍デビューを目指す。

 昨年1月10日、ドラフト1位ルーキーとして新人合同自主トレの初日を迎えた。それから、ほぼ1年。この日のタマスタ筑後では今季のルーキーたちが、そろって第一歩を踏み出した。「選手が入ってくるということは、ライバルが増えるということ。しっかりと受け止めたい」。プロでの後輩の話題になると、目の色を変えた。

 本職の三塁には松田やリチャードを中心に、激しいレギュラー争いが待ち受ける。定位置奪取に照準をあわせながらも、出場機会を増やすためには、どんなポジションでもいとわない。「サードがいいというこだわりはない。空いてるポジションを狙っていきたい。もしかしたら外野も」と意気込む。

 昨季は13勝を挙げてパ・リーグの新人王に輝いた宮城、遊撃のレギュラーに定着した紅林(ともにオリックス)、日本シリーズでも先発した奥川(ヤクルト)など、2年目でブレークした選手が多かった。「まずは自分のやることをしっかりやりたい」。1年目の経験を2年目のステップアップにつなげるため、着実に一歩一歩進んでいく。(鬼塚淳乃介)

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