1位風間「もちろん選ばれたい」侍ジャパン入り誓う 高校では国際舞台の経験なし

西日本スポーツ 鬼塚 淳乃介

 ソフトバンクのドラフト1位、風間球打投手(18)=秋田・ノースアジア大明桜高=が12日、侍ジャパン入りを宣言した。オンラインで開催された日本野球機構(NPB)の新人研修会に参加。東京五輪の金メダルをコーチとして支えた井端弘和氏(46)が侍ジャパン入りを目指せと熱いエールを送った講演に、刺激を受けた。高校時代はコロナ禍もあって日本代表に縁がなかった18歳は将来、日の丸を背負ってマウンドに立つ決意を口にした。

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 新人研修会が終わると表情は一段と引き締まっていた。「もちろん(侍ジャパンに)選ばれたい。いい結果を残して日本球界でナンバーワン投手になれるように」。風間は力を込めた。

 選手、コーチとして「世界」を知る井端氏から送られたエール。「日の丸を背負って戦う上ではチームのためにという気持ちが100パーセントないと活躍できない。この中から一人でも多く侍ジャパンに入ってほしい」。4強だった2013年のWBCでベストナインに選ばれ、昨年の東京五輪ではコーチとして金メダル獲得に貢献するなど、実績に裏打ちされた言葉を、高校球界屈指の右腕は胸に刻んだ。

 高校時代は世界の舞台に立つ機会がなかった。U-18(18歳以下)ワールドカップ(W杯)などに挑む高校日本代表は、コロナ禍で20年から編成されていない。「悔しかった。(高校で日本代表に)なれなかったのでプロに入ったからには選ばれたい」。昨夏の東京五輪で金メダルを掲げた侍たちの勇姿は目に焼き付いている。「諦めない気持ちが大事だと思った」と自身の将来像と重ね合わせる。

 この日は約4時間、税金や会員制交流サイト(SNS)の使い方など、社会人としての基本を学んだ。「難しかったが、自覚と責任を社会人として持つことが大事だと思った」とプロの自覚も芽生えてきた。

 「2軍慣れしてはいけない。(ファームで)満足してはいけない」という井端氏のアドバイスも忘れられない。「しっかり意識してやっていく」。ファームで力を蓄え、国際舞台の決勝マウンド、さらに世界一の投手という目標に突き進む覚悟だ。「自分の中でも目標にしている場所で、いい結果を出せればいい」。風間は決意の詰まる言葉を響かせた。(鬼塚淳乃介)

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