ソフトバンク大竹耕「脱軟投派」150キロ狙う 憧れ和田の指摘で奮起

西日本スポーツ

 目指せ150キロ! 最速144キロのソフトバンク大竹耕太郎投手(26)が「脱軟投派」へ意欲を見せた。13日に長崎市内で和田らと行っている自主トレを公開。早大の先輩でもある和田から150キロを出せる可能性を指摘されて奮起し、フォーム改良につながるハードな走り込みを行い「食トレ」で体重増も図っている。昨季開幕ローテーションに入りながら未勝利に終わった左腕は、大変身からの巻き返しに本気だ。

 

 憧れ続けた左腕のハッパに背筋が伸びた。「おまえの体で150キロ出ないのはおかしいよ」。今オフに入って和田に掛けられた言葉が、身長184センチの大竹耕の支えになっている。

 大竹耕にとって、和田は早大やホークスという“くくり”だけの先輩ではない。プロ野球を初めて生観戦した小学2年の時、福岡ドーム(現ペイペイドーム)のマウンドに立っていたのが和田。それをきっかけに左腕のファンとなり、目標にして背中を追った。そんな人が自身の可能性を指摘。心底うれしかった。だからこそ思いに応えたい。

 「和田さんに助言をもらえて、どうすれば良くなるかイメージしやすい。イメージが湧かないと、練習が漠然としたものになる。今年は違うぞという姿を見せないといけない」

 昨季は開幕ローテーション入りを果たしたが、登板2試合で1敗1ホールド、防御率15・75。「何かを変えないと自分は終わる」。覚悟を決めて飛び込んだのが、ハードさで有名な和田の自主トレだった。

 激しさはうわさ通り。ポール間走20本の後に20メートルダッシュ30本。さらに坂道ダッシュ、体幹強化、ウエートトレーニングなど体をいじめ抜く。「和田さんがここまで現役でやれている理由を毎日感じてます。本当に地味でしんどいことを徹底してやっておられる」。自主トレが始まって1週間が過ぎたが、今も驚きの連続。それでも「投球フォームにつなげる練習ばかりなので、充実感しかない。体も思うように使えるようになっている。フォームはいい方向に変わっていくはず」と手応えを得た。

 「食トレ」にも励んでいる。昨季結果を出せなかったことで体重増を図り、1日5食で大好物のギョーザもたくさん食べ、昨季シーズン中の77キロから90キロにした。ハードな自主トレでも体重は落ちず、体脂肪率が17%から14%に減った。「(投球時の)手元の強さなども変わってきたねと言ってもらえている」と球速への効果も実感している。プロ5年目。脱軟投派として巻き返しを図る。

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