逆襲ソフトバンク「もっと!もっと!もっと!」はベテランにも 藤本監督狙い明かす

西日本スポーツ 長浜 幸治

 リーグ優勝&日本一奪還へもっともっと! ソフトバンクは14日、今季のスローガンが「もっと!もっと!もっと!」に決まったと発表した。記者会見に出席した藤本博史監督(58)は、数百あった候補の中から自らの意向を踏まえて決めたことを明かした。4位だった昨季からの巻き返しに向けて、2月1日に始まる宮崎春季キャンプで選手の猛烈アピールを求めていく考えを示した。

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 「藤本ホークス」として新たな船出を切るチームにはぴったりのスローガンだ。「もっと競争しようとか、もっとアピールしてくれとか、もっと上を目指そうとか。僕らが選手に伝えたい言葉にぴったしですね」。自ら選んだフレーズに藤本監督はご満悦だった。

 就任後から、藤本監督はチーム内の競争を重視している。世代交代が迫られる野手は、三森やリチャードを筆頭とした若手にとって大きなチャンスが待つ。2月1日に始まる春季キャンプについても「競争がテーマ」と何度も強調。ドラフト2位ルーキーの正木、同4位の野村勇らもA組(1軍)に抜てきする。「もっとがむしゃらに、もっとハングリーに、もっとパワフルに。勢いがあっていいですよね」と、レギュラーを目指した猛烈なアピール合戦を期待する。

 もっともっと、の気持ちはベテラン勢にも向けられた。藤本監督は「和田にしてもマッチ(松田)にしても『もっとできるんじゃないか』という意味も込められている」とメッセージを送った。若手の台頭に待ったをかけるようなベテランの奮闘による激しい競争は、チーム力の向上につながるとの思いも込めた。

 昨秋の宮崎キャンプでは、1点でも多く奪うため、追い込まれた後の打撃を磨く「2ストライクアプローチ」などのチームバッティングを課してきた。「もっともっと攻めろと。そういう思いも入っている」。自らが理想に掲げる「攻める野球」にもつながる。

 2017年の「1(ワン)ダホー!」や昨年の「鷹(たか)く!」といった造語に比べ、今季はシンプルなスローガンに落ち着いた。藤本監督は「ふじもっと。いいんじゃないですか」と“活用法”を報道陣に提案するなど、さっそくお気に入りのフレーズとなったようだ。「♪競争してちょ~だい! もっと、も~っと、ふじもっと」。某テレビCMが浮かぶような言葉とともに、逆襲のシーズンを戦い抜く。(長浜幸治)

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