森「みんながライバル」200登板のノルマに込めた「チーム森」への思い

西日本スポーツ 長浜 幸治

 ソフトバンクの森唯斗投手(30)が15日、今季の目標に「チーム森で200登板」を掲げた。自身と「門下生」の甲斐野、津森、奥村の計4人でつくるチームで、他球団の2選手とともに行っている宮崎自主トレを公開。昨季は左肘手術の影響で不本意な成績に終わっただけに、守護神復活へ「ブルペン2連投」もこなすなど順調に調整中。チームの覇権奪回に加え、球団最速での通算500試合登板にも照準を合わせた。

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 守護神復活への強烈な決意がにじんだ。1時間を超すダッシュメニューやキャッチボールをこなすと、森は迷うことなくブルペンへ向かった。立った状態の捕手に力強く20球。14日の今年初ブルペンからの「2連投」に充実の笑みだ。

 「(昨年)12月から体は動かしてきた。自主トレも順調に進んでいる。ブルペンにはどんどん入りたいし、もっともっとやっていく」。14日に発表されたばかりのチームスローガン「もっと!もっと!もっと!」にもさっそく呼応した。

 チームの勝利を最優先し、セーブ数や防御率など個人の数字にはこだわらないが、「チーム森」の話題で珍しく数字を出した。「全員で150と言わず、200くらいいきたい」。数字が表すのは、ともに自主トレを行う甲斐野、津森、奥村に自身を合わせた4人の今季の合計登板数だ。

 奥村が先発に挑戦するため、200登板の目標達成には森、甲斐野、津森が各60試合以上に登板することが求められる。「みんながライバル。全員がそういう気持ちでやらないと」。高い数字を掲げたのは、激しい競争がチーム力向上につながると考えるからだ。

 チームが8年ぶりのBクラスに沈んだ昨季は利き腕と反対の左肘を手術した影響もあり、登板数は自身最少の30試合。1年目から7シーズン続けた50試合以上登板もストップした。防御率4・03も自己ワーストと苦しんだだけに「抑えのポジションをもう一度つかみ取りにいく」と宣言した。

 昨季まで通算435試合に登板。今季65試合に登板すれば、球団最速の9年目で同500試合登板に到達する。「全ては自分次第。しっかり結果を残せば数字はついてくる。もっともっと、いけるだけ投げます」。8日に30歳になった「チーム森」のリーダーは、率先垂範でマウンドに上がる。(長浜幸治)

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