オリンピアン2人抑え区間賞、広中5人抜 全国女子駅伝

西日本スポーツ

 ◆第40回全国都道府県対抗女子駅伝(16日・たけびしスタジアム京都発着=9区間、42・195キロ)

 日本陸上界のエースが意地を見せた。最終9区を務めた長崎の広中が、安藤(ワコール)や一山といった他のオリンピアンを抑えて区間賞。中学3年時のこの大会から全国の主要駅伝で続く「不敗神話」を守り抜いた。「目指してはいたけど、全員で戦って入賞するのが一番の目標。今やれることはできた」と、区間賞よりも5人抜きでの5位入賞を誇った。

 東京五輪1万メートルで7位に入賞後、昨年末に左膝の外側を痛めた。長崎の主力としての責任と故障による不安から、藤永監督に欠場の可能性を伝えると「スタートラインに立ってくれるだけでうれしい」と返答されて肩の荷が下りた。

 「5、6割の調子だったけど、中学3年から出ている1年に1回の大会が楽しみだった。チームの思いがたすきに込められていた」。中学時代から愛用する帽子をかぶってもがき、目標の入賞圏内に押し上げた。

 4年前に樹立した4区の区間記録を今回、群馬の不破(拓大)に破られた。広中は「悔しさはあるけど、競い合いながら日本をみんなで引っ張りたい」と年下の台頭を歓迎する。今月末で引退する福士(ワコール)に代わり、日本女子陸上界の顔としての自覚が備わってきた。

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