HKT48の1期生、熊沢世莉奈が卒業発表 声優の道へ、3月25日卒業公演

西日本新聞 古川 泰裕

 HKT48チームKⅣの1期生、熊沢世莉奈(24)が20日、福岡市の「西日本シティ銀行 HKT48劇場」で開かれた劇場公演でグループからの卒業を発表した。3月25日に卒業公演を行い、4月2日と3日の交流イベントが最終活動となる。卒業後は声優として活動していくという。

 2020年から声優の専門学校に通いアイドル活動との両立を続けてきた。はきはきとよく通る声で「HKT48を卒業します」と切り出し、「実際に学校に通って、すごく声優の仕事がしたいという欲が芽生えた」と決断の理由を明かした。学校の卒業を3月に控え、「ファンの方に今後について聞かれて(卒業を)決断していることを言えず、『やめないよ~』とうそをついている形になったのが心苦しくて胸が苦しかった」と声を震わせ、「どんな形でも応援するよと言ってもらえて心が軽くなりました」と語った。

 熊沢は11年11月26日に活動をスタート。1期生きってのベビーフェースでメンバー人気が高く、ダンスリーダーの一人としてステージを支えてきた。本村碧唯が発起人のダンスユニット「Lit charm」(リットチャーム)でも活躍している。キレのあるきれいなダンスが特長で、参考にする動画に熊沢が映っていると「覚えやすい」「分かりやすい」と後輩たちに喜ばれた。

 ダンスだけでなく歌や表情の変化を生かした表現力も高く、ステージの内外で信頼を集めた。関係者によると、通っていた声優の学校でも優秀な成績を収めたそうだ。「HKT48を卒業してからは、声優として芸能界の道をまた、新しく一歩踏み出したい。これからも応援してくれたらうれしい」と呼びかけた。

 同期の本村は「学校に通い始めてから、せりちゃんは今まで以上にすごく明るくて前向きで、私たちに元気をくれた。寂しいけど、頑張っていた姿を見ていたから背中を押したい。せりちゃんの声のアニメが見たい」とエールを送り、熊沢も笑顔で「頑張ります」と応じていた。(古川泰裕)

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