風間球打ブルペン入りは2月以降 まずは1日5食で体重増

西日本スポーツ 鬼塚 淳乃介

ソフトバンクのドラフト1位、風間球打投手(18)=秋田・ノースアジア大明桜高=が20日、1月中のブルペン入り封印を宣言した。19日には新人合同自主トレを視察した王貞治球団会長兼特別チームアドバイザー(81)から焦らずに育成する方針が示されたが、本人もまずは体づくりに専念する考え。昨秋のドラフト会議時点で84キロだった体重を、今自主トレ期間中に1日5食で90キロまで増量する構えだ。最速157キロの大型右腕が“プロ仕様”のボディーをつくり上げていく。

 

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 焦らずしっかり育ってほしいという王会長の期待を、風間も十分に受け止めている。新人合同自主トレ第3クール最終日の20日は、ランニングや体幹などのトレーニング。終了後「早くブルペンに入りたくてうずうずしないか」と報道陣から問われたドラ1右腕は「全くしないです」ときっぱり言い切った。

 同じ18歳で阪神ドラフト1位の森木はすでに複数回ブルペン入りするなど、他球団の新人投手はすでに捕手相手に投げ込みを行っている。それでも風間は「(1月中)なさそうですね」と涼しい顔。「キャンプでコーチとかトレーナーとかが状態を見て入るかと言われてから、自分は入ろうかなと思います」と、今月中はブルペン入りしない考えを明かした。

 まずは体づくりに専念するという狙いだけでなく、やみくもにブルペン入りしない明確な理由もある。「ブルペンだといい球が投げたいとなってしまう。自分のフォームに違和感しかない感じが増え、状態も悪くなってしまう」。高校では、ダイエーなどでコーチを務めた尾花高夫総監督兼投手コーチ(当時、現ヤクルト2軍投手チーフコーチ)の方針もあり、ブルペン入りした際も球数は50球程度に抑え制球を重視して投げていたという。

 ブルペン入りを封印する今合同自主トレで取り組むのは“プロ仕様”の体づくりだ。「プロの選手を見ていると体が一回り大きいですし、筋肉でできている質のいい体。そういうところを目指して今やっている」。昨夏83キロだった体重は、現在人生で最も重い88キロ。寮の充実した三食のほかに、練習終わりにパンを食べるなど今は1日最大5食をノルマにしており、今月中にさらに2キロ増の90キロを目標にしている。

 自身でまだ大きな変化は感じてはいないというが「体重の重さでボールに掛かる質量も変わってくるのかな」と現在の取り組みが未来へとつながると確信している。「プロで活躍するためにはまず体が大事。いい体を身につけられたらいい」。春季キャンプは筑後スタートが決定的な大器は、じっくりとプロで戦うための準備を進めていく。(鬼塚淳乃介)

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