リーグワン3部宗像 コロナ乗り越え“開幕”白星 活動再開から練習3日だけ

西日本スポーツ 前田 泰子

 ラグビーのリーグワン3部第2節は22日、福岡県宗像市のグローバルアリーナで1試合が行われ、宗像が中国に17-15で逆転勝利し、新リーグでの初勝利を挙げた。15、16日の第1節3試合が新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止されたため、22日の試合が実質的な3部の開幕戦となった。3部第2節の九州と江東の試合は23日正午から博多の森陸上競技場で行われ、残り1試合は中止が決まっている。

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 宗像が接戦を制して白星で今季のスタートを切った。コロナ禍で1試合遅れの開幕戦。「内容的にはどちらが勝つか分からない展開だった。初戦を勝ったことで次につながると思う」と松園正隆監督は勝利を喜んだ。

 前半でリードを狙う相手のペースにのみ込まれ、イージーなミスが続き0-7で折り返した。「後半は敵陣でプレーするよう、FWによるプレッシャーをかけていった」と屋宜ベンジャミンレイ主将。後半は修正が実り2トライ2ゴールで逆転。後半34分にはPGで再び逆転を許したが、2分後、途中出場のコビー・ミルンが約30メートルのDGを決め2点差で逃げ切った。「今日は個人技に頼ってしまった」とダミアン・カラウナ・ヘッドコーチは厳しい言葉で振り返った。

 廃部となったコカ・コーラからも新加入選手を迎えスタートダッシュを目指したが、コロナ禍で船出は順調とはいかなかった。今月4日に新型コロナ感染者が2人判明し濃厚接触者も確認された。チーム活動も中止され、再開したのは19日から。わずか3日間の練習で初戦を迎えた。「短い練習時間の中でやってきたことを出すことができなかった」とダミアン・ヘッドコーチは振り返るが、昨年までトップリーグでもまれた選手は意地で勝利を決めた。

 目指すのは2部との入れ替え戦に出場する3位以上。「チームとしてのコンビネーションを高めていきたい」と屋宜主将。苦しい中で決めた勝利をスタートラインとして階段を上っていく。(前田泰子)

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