筑後スタートの柳田「残り少ない野球人生、いい思い出に」Cマーク変更も自覚の表れ?!

西日本スポーツ 伊藤 瀬里加

 ソフトバンクの新主将、柳田悠岐外野手(33)が若手からの「質問攻め」を歓迎した。新型コロナウイルスに感染した影響で、福岡県筑後市にあるファーム本拠地のC組でキャンプイン。オリジナルデザインの主将マーク「C」を初披露したチームの大黒柱は、自身の調整を進めるとともに育成選手を中心とした若手に「ギータ塾」の門戸を開放する。

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 柳田の左胸で「C」の1文字が輝いた。初めて身につける主将マークの重みについては「あんまり変わらないですね、正直」とあっけらかんとしたものだが、チームの大黒柱としての自覚は十分だ。「真面目に、一生懸命やるのが基本。あとは結果を出す。常にグラウンドに立って結果を出すことだけ」。「2月1日」を迎え、あらためて決意を口にした。

 若手やリハビリ組を中心とした筑後でのC組スタート。柳田としては「気持ちが入りにくい感じ。(故障していた昨年より)出遅れた感は今年の方がある」と不本意なキャンプインながら、若手にはトップ選手と接する貴重な機会となる。

 ドラフト1位の風間も打者心理などを教わりたいと切望していた。教えを請う選手に対し、柳田も「もちろん。聞かれたら答えますよ」と“授業”もいとわない。初日はウオーミングアップなどで若い選手らと汗を流し、「年を取ったなと感じる」と苦笑い。「まずは名前を覚えたい」と自ら溶け込む考えだ。

 この日初披露した主将マークのデザインは球団が提案した複数の案から柳田自身が選んだ。過去はシンプルな形だったが、今回は鷹の羽をイメージし、躍動感がある。デザインには満足ながらも、黄色を主体に灰色の影がついた色合いが提案時と違い「カラーリングが思い描いたのと違う。グレーの部分を黒にしたい」。早速、変更の要望を出したという。

 秋山幸二小久保裕紀、内川聖一に続き、福岡移転後のホークスでは4年ぶり4人目の主将。過去3人はいずれも名球会入りした大打者で、柳田も「(主将マークは)すごい偉大な方たちしか付けていない。僕でいいのかな」と恐縮する。「残り少ない野球人生、(主将が)いい思い出になるように頑張りたい」と独特の表現で抱負を語った柳田。技術はもちろん、グラウンド内外での振る舞いが、チーム全体の財産となりそうだ。(伊藤瀬里加)

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