水島新司さんも喜んだ「やったですか!」27年前に再現されていたドカベンスクイズ (2ページ目)
■2012年夏の済々黌
済々黌がドカベン流の頭脳プレーで1点をもぎ取ったのは、2012年夏の甲子園。8月13日に行われた2回戦で、対戦相手は同年の選抜で8強入りした鳴門(徳島)だった。2-1で迎えた7回1死一、三塁、遊撃頭上へのライナーを好捕され、一塁転送で併殺。この時、三走が先に本塁を駆け抜けていた。
この1点も効いて、3-1で22年ぶりの甲子園での勝利。試合後、ドカベン愛読者の池田監督(当時)は、八女工の松本監督と同様に「あの漫画でルールを知った。ゲッツーのときは(三走は)本塁に行けと指導していた」と振り返った。ちなみに、済々黌には大竹耕、鳴門には板東と、現在ソフトバンクの両投手がいた。