モイネロ「チャンピオンになるために」初ブルペンで70球

西日本スポーツ 鬼塚 淳乃介

 筑後のC組(3軍)で調整を続けているソフトバンクのリバン・モイネロ投手(26)が、今キャンプ初めてブルペン入りした。変化球も交えて70球を投げ込み、状態を入念に確認。3月2日には、1軍首脳陣の前でブルペン投球を行う予定だ。藤本博史監督(58)が今季も8回を任せることを示している絶対的セットアッパーが、開幕へ向けてギアを上げていく。

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 「8回の男」が頼もしい姿を見せた。筑後の室内練習場ブルペンに入ると、捕手に座ってもらい70球。C組(3軍)で練習する新人選手らも見学する中、変化球も織り交ぜ力強いボールを投げ込んだ。「ちょっと体の脱力感はあるけど、しっかり投げられたかな」。一球一球確認しながらの初ブルペンに、自ら及第点を与えた。

 1月28日に来日後、入国者待機期間を経てキャンプはここまで筑後のC組で調整を続けてきた。藤本監督はすでに8回での起用を示しており「しっかり任された8回を投げていきたいと思うし、監督に言ってもらったことは光栄」と、指揮官の期待に応えようと意気込む。

 昨季は左手首の違和感などで離脱するまでは圧倒的な投球を見せ、登板33試合で防御率1・15。それでも本人は制球に課題があったと振り返る。与四球率は入団後ワーストの5・46を記録。「今年は絶対に同じようなことをしないよう克服したい」と、さらなる安定感を求めてオフは制球改善に取り組んできた。

 ブルペン入りの報告を受けた森山1軍投手コーチは「投げられたことが一番。普通に投げてくれれば抑えてくれると思っている。開幕までに3、4試合投げてくれれば間に合うと思う」と、絶対的セットアッパーに絶大な信頼を示す。モイネロは、3月2日に1軍首脳陣の前でブルペン投球予定。仕上がり具合をチェックしオープン戦の登板スケジュールを組む見込みだ。

 昨季は、来日5年目にして初めて日本一を逃す悔しさを味わった。それだけに「チャンピオンになるためにしっかり自分の仕事をしていく」と、今季へかける思いは強い。残り1カ月を切った開幕へ向けて、絶対的セットアッパーが万全の準備を整えていく。(鬼塚淳乃介)

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