19歳井上×38歳松田×大砲候補リチャード 熱い三塁争いまだ「答え」見えず

西日本スポーツ 鬼塚 淳乃介

 ◆オープン戦 ソフトバンク6-1巨人(9日、ペイペイドーム)

 三塁の定位置争いがさらに激化した。スタメン出場の井上、松田がともにマルチ安打をマークすれば、途中出場のリチャードも適時打を放ち応戦。キャンプから競争をテーマに掲げる藤本監督も「みんな打ちだした。こっちを悩ませてくれたらありがたい」とうれしい悲鳴を上げた。

 8日の巨人戦(宇部)で1本塁打5打点と大暴れした井上は、この日もしっかり結果を残した。2回、メルセデスの直球を左前へ運ぶと、4回はカーブを左前へ。2日連続の複数安打でオープン戦打率を4割に浮上させ「継続してアピールできるようにしていきたい」と鼻息を荒くした。

 大ブレークの兆しを見せているその19歳に、38歳のベテラン松田も負けていない。6回に右翼フェンス直撃の二塁打を放つなどマルチ安打。キャンプから意識する右方向への打撃で結果を示し「みんなで刺激し合ってやっていきたい」と、激しい競争を歓迎した。

 スタメンで結果を残した2人に負けじと、リチャードも限られた打席でアピールした。7回の守備から途中出場すると、8回無死二塁で、巨人ドラフト1位大勢の154キロ直球をバットを折りながら中前適時打。「井上が結果を出しているので自分も負けてられないという思いが強かった」と強い対抗心を燃やした。

 藤本監督は当初、8日の巨人戦を若手の最終テストと位置付けていたが延長。さらに11日からの東京遠征についても「絞りづらくなったので全員連れて行きます」と再延長する考えを示した。三塁争いは、まだまだ熱い戦いが続く。(鬼塚淳乃介)

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