23年ぶりに挑む長崎日大 好対照の二枚看板が命運握る1993年以来の春の甲子園勝利

西日本スポーツ 前田 泰子

 第94回選抜高校野球大会は18日、兵庫県西宮市の甲子園球場で開幕し、13日間(休養日を含む)の熱戦が繰り広げられる。九州からは5校が出場。長崎日大は左右のエースを軸に昨夏全国4強の京都国際に挑む。

 初出場した1993年以来となる春勝利を狙う長崎日大は、左右の二枚看板の継投が鍵になる。昨秋の九州大会でもエース右腕種村から左腕川副へのリレーで99年以来23年ぶりの選抜切符をつかんだ。

 最速136キロながらカットボールなどの変化球を巧みに操る種村が試合をつくり、打者の内角を突く思い切りのいい投球が持ち味の川副がリードを守る。「(初戦の)京都国際の投手はプロ注目だけど、同じ高校生なので気持ちでは絶対に負けません。気持ちで投げたい」と種村。強豪を相手に一歩も引かない投球を誓った。

 川副は「秋は大事な場面で失投があり打たれてしまった」と、春への課題に制球力を挙げた。変化球のキレを目標にした種村とともに、体力づくりと制球力をつけるため投球練習とトレーニングを交互に5分ずつ繰り返す練習をしてきた。

 種村が「気持ちを全面に出す川副は自分とは正反対。後ろにいるので思い切り投げたい」と口にすれば、川副も「(種村は)ここぞというときにしっかりやる」と互いの信頼は厚い。冷静な右腕と熱い左腕が昨夏の甲子園4強の強豪に立ち向かう。(前田泰子)

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