1人で3試合365球投げた九州国際大付エース香西「今のままでは優勝できない」

西日本スポーツ

 選抜高校野球大会第9日は28日、甲子園球場で準々決勝4試合が行われ、九州国際大付(福岡)は浦和学院(埼玉)に3-6で競り負け、準優勝した2011年以来11年ぶりの準決勝進出はならなかった。8回に4番佐倉俠史朗(2年)が同点適時打を放つなど2度追い付く粘りを見せたが、力投のエース香西一希(3年)が8回に3ランを浴び、万事休した。九州勢は21世紀枠の大分舞鶴を含め全5校が姿を消した。

 1回戦から1人で365球を投げ抜いた九州国際大付のエース香西は一発に沈んだ。持ち味の緩急で強打の浦和学院相手に7回までは3失点。追い付いた直後の8回に勝ち越しの3ランを浴びた。6回のソロと合わせて1試合で2本塁打を許した香西は「(8回は)直球が甘く入ってしまった。どちらも失投を捉えられた」と悔しげだった。「今のままでは甲子園で優勝できない。トレーニングで体幹と下半身を鍛えてまた戻ってきたい」と誓った。

 香西をリードした捕手の野田も不完全燃焼に終わった。香西と同じクラスで席も隣同士。休み時間もずっと配球について話し合ってきた。昨秋まで捕手と投手の二役を務めてエースを助けてきた野田だが、右肘の状態に不安を抱え、甲子園でマウンドに立つことはできなかった。5番に座った打撃でも3試合で1安打のみ。「香西に頼り切りになってしまった。チームでもっと打撃を向上させなければ」と課題を口にした。強い絆で結ばれたバッテリーは夏の甲子園での優勝を新たな目標に再スタートする。

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