J1福岡&鳥栖、知恵を絞り合った「九州ダービー」は大きな一歩

西日本スポーツ 向吉 三郎

【メモ帳から】

 JR鳥栖駅の構内で一枚のポスターを見かけた。鳥栖のマスコット「ウィントス」が描かれ、試合を告知する内容。佐賀県鳥栖市内なら当たり前の風景だが、このポスターは画期的だった。ともに描かれているのは福岡のマスコット「アビーくん」。しかも、福岡のホームゲームを告知するポスターだったからだ。

 J1での今季最初の「九州ダービー」は、金曜日にJ1が1試合だけ開催される「フライデーナイトJリーグ」。年度初めの4月1日でもあり、集客には苦戦が予想されたが、両クラブは手をこまねいて見ているだけではなかった。マーケティング担当、広報担当らの社員が会議などを行い、協力して知恵を絞った。

 前述のポスターのほかにも、福岡の城後と鳥栖の藤田、両監督、両クラブのチアという4種類を鳥栖市内にも張り、クラブの公式SNS、ホームページでも多様な盛り上げを図った。試合ではアウェーの鳥栖も応援グッズを用意し、先着で無料配布。同様の試みは8月26日のダービーでも行われる予定だ。

 観衆は今季ホームゲーム最多の7993人だった。ライバルとして良くも悪くも火花を散らしてきた両クラブ。ダービーとしては少し寂しい入りではあったが、J1で戦い続けるために大きな一歩になる試合だった。(向吉三郎)

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