ソフトバンクの8連勝導いたモイネロ抜き8人継投 「1人、1イニングで」藤本監督

西日本スポーツ 小畑 大悟

 ◆ソフトバンク6-3オリックス(5日、ペイペイドーム)

 8人の小刻み継投で無傷の8連勝をつかみ取った。今季最多の投手起用を決断した藤本監督は新人監督の開幕連勝記録も8に更新。「石川のアクシデントがあったので、全員でいかないといけなかった。危ないところもあったけど、何とか最少失点で踏ん張ってくれた」とたたえた。

 初回途中、石川が右足首の異変を訴え、ベンチに下がった。再びマウンドに上がったが、指揮官は「無理をさせる必要はない。(悪化して)長引くより早く代えた方がいい」とこの回限りでの交代を決断。アレルギーのためモイネロもベンチ外ながらブルペン陣総力戦を選んだ。

 2番手の尾形が苦しみながら2イニングを無失点で切り抜けると、田浦、板東とつないだ。3投手はいずれも今季初登板。失点は板東の1点のみでゲームをつくり、頼れる勝ちパターンにつないだ。藤本監督は「あまり長いイニングを投げさせる投手もいないので、1人、1イニングという形で頑張ってもらった」と目を細めた。

 ここまで全て3点差以内での8連勝だ。チーム防御率1・85は見事な数字だが、2番手以降の救援陣に限ると0・99と驚異的。守護神の森は早くも6セーブ目を挙げた。強力なリリーフ陣が支えているのは言うまでもない。

 育成出身5年目の尾形にうれしいプロ初勝利が転がり込んだ。尾形は「知らなかった。試合後のアナウンスで勝利投手尾形と言われて知りました」と笑みがはじけた。両親に贈るウイニングボールを見つめ「ここで立ち止まることは絶対にない。何十試合、何百試合と投げていく誓いとして渡します」と力を込めた。

 歴史的な連勝はフル回転のブルペン陣抜きには語れない。先発石川の緊急降板というアクシデントにも動じなかった新人監督は「選手がみんな頑張ってくれている成果」とねぎらった。(小畑大悟)

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