ああ、長崎は晴れだったけど…打線は湿りっぱなし30イニング連続無得点

西日本スポーツ 鬼塚 淳乃介

 ◆ソフトバンク0-3ロッテ(12日、長崎)

 スコアボードには、またも「0」が並んだ。西武3連戦(ベルーナドーム)で8日の9回に3点を挙げた後、0-0で延長12回引き分けの9日、0-6で完敗した10日に続き無得点。連続無得点は30イニングに達し、3戦連続無得点は2016年7月以来と、貧打ぶりが際立つ今季初の連敗だ。

 3点を追う9回1死一、三塁でグラシアルが高めの真っすぐに詰まらされて二飛に倒れ、続く中村晃は右飛に打ち取られた。柳田、栗原を欠く中軸で今季、全試合4番に座るグラシアルが4打数無安打。7日のオリックス戦(ペイペイドーム)の第4打席で放った中前打を最後に、18打席連続無安打と深刻だ。藤本監督も「内容的なところがね、あまりない。あした(は試合がなく)1日練習できるので打ち込むなり、なんかやってね、やっているんやけどね」と心配顔だった。

 苦境脱出へ、左右の投手との相性をベースに打線を組んできた藤本監督は、ロッテ先発の左投手のロメロに対して7番に左打ちの柳町を起用した。今季は「不動の1番」で好調だった三森は試合前に打撃練習はしたものの、大事を取って3試合連続となる欠場。1番には真砂を送り出した。2人とも安打は放ったが、指揮官の策も得点には結び付かず、プロ初登板初先発で好投した田上に初勝利をプレゼントできなかった。

 3年ぶりの開催だった長崎市は晴天で最高気温が25・3度を記録。熱く応援した1万6000人超のファンに白星を届けられなかった。長崎では06年4月25日の楽天戦勝利後、引き分けを挟んで3連敗となった。

 湿った打線に藤本監督は「個人個人がね、俺がやるぞと。何とか現状を乗り切らないと」と奮起を促した。「下を向くことはないし、まだ貯金もある。得点できるよう、打線になるよう、あさってからやっていきましょう」。今季初の連敗にも湿っぽい言葉は口にせず、視線を前へ向けた。(鬼塚淳乃介)

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