九国大のエース田村が1失点完投勝利 既に2勝の今季は先発、救援でフル回転 九州六大学野球

西日本スポーツ

 九州六大学野球の春季リーグ戦(西日本新聞社など後援)第3週第1日は23日、福岡県小郡市の小郡市野球場で3試合があり、九国大が久留米大に2-1で競り勝った。先発右腕の田村晃雅(3年・西京)が4安打7奪三振の初完投で2勝目を挙げた。西南大は北九大を6-4で破った。福岡大は九州大に3-1で勝ち、通算4勝1敗で単独首位に立った。

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 完封勝利目前で最大のピンチを迎えた。2点リードの9回2死満塁。九国大のエース田村は渾身(こんしん)の141球目を中前に運ばれ、1点を失った。だが、中堅の田中未(4年・宇部商)が好返球で同点のホームを狙った二塁走者を本塁で刺してゲームセット。田村は今季初の完投でうれしい2勝目を手にした。

 開幕投手を務めた今季は先発、救援でフル回転している。早くも5戦目の登板だったこの日は4安打、7奪三振ながら7四死球。制球に苦しんだが習得したばかりのシュートにスライダーを織り交ぜて要所を締めた。「シュートの感覚が良くなってきた。ゴロを打たせる武器の一つになった」と手応えを口にした。

 粘り強い投球を女房役がリードだけでなくバットでももり立てた。0-0の7回2死一塁から捕手の近藤(同・鳥栖商)が先制の二塁打を放った。「田村が頑張っていたので何とかしようと思った」と振り返った。

 2連覇を狙う北九大が2敗目を喫するなど優勝争いは混沌(こんとん)としている。九国大はリーグ戦上位の北九大と福岡大からも1勝ずつしており、今季はダークホース的存在だ。河野監督は「これからはトーナメントのつもりで一つ一つ勝っていく」と力強く語った。(山崎清文)

 

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