J3北九州が福岡大に競り勝ち、天皇杯出場へ サッカー福岡県選手権決勝

西日本スポーツ

 サッカー天皇杯の出場権を懸けた福岡県選手権(西日本新聞社など共催)の決勝が24日、福岡市のベスト電器スタジアムであり、J3ギラヴァンツ北九州が福岡大を0-0からのPK戦で破り、同県代表として本大会出場を決めた。北九州はGK田中悠也(21)の活躍でPK戦を4-2で制し、2年連続13度目の出場を決めた。

 プロの面目を保った北九州の天野監督は「不細工だけど、すばらしい勝利」と安堵(あんど)した。5バックで守備を固めてカウンターを狙った福岡大に大苦戦。チームの窮地を救ったのは今季公式戦初先発の21歳GK田中だった。

 前半に福岡大FW大崎に抜け出されて1対1となった場面を防ぐと、後半も相手のセットプレーのロングボールに果敢に飛び出して得点を許さず、延長も無失点で抑えた。PK戦では相手の2人目、3人目のキックを止めた。同年代の大学生との対戦。「プロでやっている以上、負けたくなかった」と意地があった。

 1年でのJ2復帰を目指すリーグ戦に勢いを付けるためにチームとしても負けられなかった。17日の愛媛とのリーグ戦から1週間。「今後のシーズンを戦う上でチームの底上げをしたかった」と天野監督は先発10人を入れ替えて臨んだ。

 PK戦までもつれ込む展開も想定し、抜かりなく準備。「スタッフの分析のおかげでPKを止められた」と田中は感謝する。クラブ一丸でつかんだ白星を9位と苦戦するリーグ戦につなげる。(向吉三郎)

 

 福岡大はあと一歩で金星を逃した。守備では高いラインを意識しながら5バックを保ち、ロングボールを有効に使って攻撃。シュート数は北九州を上回った。乾監督は「90点以上。狙い通りの試合ができた」とたたえた。来春のJ1福岡加入が内定している鶴野は故障の不安もあり、大事を取って出場しなかったが、FW大崎、DFの岡田と橋本らがプロに劣らぬ質と強さを見せた。

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