30日皮切りに競輪デビュー 121、122期 九州勢19選手紹介

西日本スポーツ

 日本競輪選手養成所(静岡県伊豆市、滝沢正光所長)を3月3日に卒業した121期(男子68人)と、女子の11回生に当たる122期女子19人が、3月18日付で選手登録された。そのうち九州勢の男子の17人、女子2人を紹介する。121期は中野慎詞(岩手)、太田海也(岡山)が早期卒業を果たし1月デビュー。中野が無敗の18連勝でS級特昇を決め、太田も白星を量産中。だが今年の九州勢は、この2人に追い付き、追い越せるだけの力を秘めた選手が多数。4月30日開幕の松戸「ルーキーシリーズ2022」を皮切りにデビューしていく“ダイヤの原石”たちの走りを注目したい。 (野口雅洋)

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■東矢圭吾 (23、熊本) 逸材ゴールデンキャップ2度 新生熊本競輪場を「S級1班で」

東矢圭吾

 間違いなく、九州を背負って立つ逸材だ。東矢圭吾(とうや・けいご)は養成所で、2度のゴールデンキャップを獲得した。それでも「早期卒業のタイムを狙っていた。学生時代よりタイムは上がったんですが、まだまだ満足できない」と達成感は全くない。

 兄・昇太は、中大の自転車競技部で活躍した。競輪学校(現競輪選手養成所)では98期の在校1位。卒業記念レース(卒記)も準優勝と優秀だった。圭吾も兄の影響で自転車に乗り始め、中大に進学。4年ではインカレ代替レースと全日本学生選手権のケイリンを制した。養成所では在所順位4位、卒記は決勝5着と兄に負けない成績を残した。

 「兄といっても12歳差。父や、おじさんといった感じもありますね」。そして今では師匠という一面も加わった。「兄からは『デビューしたら、俺が失敗したことを全部教えるから安心しろ』と言われました」と笑う。全幅の信頼を置く兄との共闘で、まずは2024年度に再開予定の新生・熊本競輪場での活躍を目指す。「あと2、3年で熊本でのレースが始まる。それまでにS級1班に上がりたい。期間的にもいい目標です」。熊本を代表する選手となって、地元ファンに初対面するつもりだ。

 そして狙うは競輪界の頂点。「グランプリで優勝したい。競輪選手になるからには最高のレースを勝ちたい」。九州男子でゴールデンキャップを複数回獲得したのは初。その素質をもってすれば夢物語ではない。08年の井上昌己(長崎、86期)以来遠ざかる九州勢のグランプリVへ-。新時代を切り開く東矢圭吾から目が離せない。

 (1)1998年10月21日、23歳(2)熊本市(3)中大(4)熊本(5)東矢昇太・98期(6)4位(7)10秒79、22秒40、1分06秒07(8)172・80・O(9)松山

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 ◆プロフィルの見方 (1)生年月日、年齢(2)出身地(3)出身校(4)ホームバンク(5)師匠(6)養成所在籍順位(7)養成所での独走最高タイム=200メートルフライングダッシュ(FD)、400メートルFD、1キロ(女子は500メートル)タイムトライアル(8)身長・体重・血液型(9)デビュー戦

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