西武中村、3戦2発と上り調子 ミスターと並ぶ444号到達も、見据えるのは500本の大台

西日本スポーツ

 ◆西武2-3日本ハム(7日、ベルーナドーム)

 西武の中村らしい、美しい放物線を描いた打球がバックスクリーン左へ飛び込んだ。1点リードの4回。この回先頭で打席に入ると上沢の初球、真ん中高めの145キロ直球を捉えた2号ソロは通算444本目だ。現役トップで、歴代14位「ミスタープロ野球」長嶋茂雄(巨人)に並んだ。

 「誰もが知るミスタープロ野球と呼ばれている方。本塁打数に並べたことはすごくうれしい」。1983年生まれだけに「リアルタイムでは監督の姿を見ていました」と、テレビで目を凝らしていた国民的スターの記録に達したことを喜んだ。

 同時に視線は先を見据える。今季を「もう一度しっかりと本塁打を」と位置づけたシーズン。春季キャンプでも打球角度を強く意識し精力的に振り込んだ。根底はいたってシンプルだ。「やっぱりいつまでたっても本塁打を打ちたいんです」

 2020年は79試合で9本、21年は123試合で18本。「500本塁打を打ちたい気持ちが強い」と高みを目指す中村が満足できるはずがない。開幕後しばらくは苦しんだが、3戦2発で6戦連続安打。流した汗を原動力に状態を上げてきた。

 チームは逆転負けを喫し、連勝は「2」でストップ。再び勝率は5割となった。それでも、この日の一振りについて「いいバッティングはできたかなと思う」と納得顔を浮かべた中村の状態は、獅子にとっては何より心強い。(山田孝人)

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