女子ゴルフ15歳の新星は「感覚派」 ひらめきで9千円パター購入

西日本スポーツ

 アマチュアゴルフの九州女子選手権は12日、福岡県宗像市の玄海GC(6457ヤード、パー72)で最終日があり、福岡・沖学園高1年の藤本愛菜(ミッションバレー)が通算6アンダーの210で初優勝した。

 初日からトップを守って逃げ切り、2日目まで首位タイだった荒木優奈(グリーンランドリゾート)が同3アンダーの213で2位だった。今大会の上位17人は、6月に岐阜で開催される日本女子アマ選手権に出場する。

 あどけない15歳が強さを示した3日間だった。藤本は最終日を4バーディー、1ボギーで回って栄冠をつかんだ。「この大会に勝つことが今年の目標だった。九州で一番大きな大会で勝ててうれしい」。ラウンド中の引き締まった表情が目尻を下げた笑顔になった。

 同スコアで並んだ荒木優との最終組は「パターがうまい先輩。必ず食いついていこうと思っていた」と気を引き締めて臨み、1番パー5でバーディーを奪って一歩リードした。ティーショットをバンカーに入れた7番パー3でこの日唯一のボギーを記録したが、続く8番でバーディーを奪い、再び差を広げた。

 今大会が開催された玄海GCは何度も回った経験があり「どちらかといえば苦手なコースだった」と振り返るが、3日間ともアンダーパーで回った。勝因については「パターがしっかり決まったこと」とうなずいた。

 1番はワンピンの距離でフックラインを沈め、バーディーを奪った15番も約3メートルを沈めた。「ラインを読むのは感覚。カップ何個分とかいうのは、本当に分からない」と笑う“感覚派”で、使用するパターも、今年の正月ごろにゴルフショップでひらめいて約9千円で購入した。この日のパットについては「最初のホールから入る予感がしていた」と直感を信じた。

 もともとは水泳をやっていたが、父・裕基さんの影響で小学5年時に出合ったゴルフを選んだ。沖学園中3年だった今年3月には全国中学選手権春季大会を制するなど、成長著しい。福岡育ちの新星は「自信になりました」というタイトルを経て、さらなるステップアップを目指す。(松田達也)

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