J1札幌、パリ世代ストライカー中島大嘉 名前由来は大久保嘉人「後付け」説も一蹴

西日本スポーツ

 サッカーの2024年パリ五輪世代のFW中島大嘉(19)が注目を集めている。長崎・国見高出身のストライカーはJ1札幌で今季公式戦6得点をマーク。9~11日に千葉県内で行われたU-21(21歳以下)日本代表候補の合宿に参加し、11日の練習試合では先発出場した。188センチの体格だけでなく「五輪で優勝したい」と目標もビッグ。「(大久保)嘉人さんを超える」と偉大なOBの足跡を追っている。

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 自らを鼓舞するかのようにビッグマウスを連発する。11日の全日本大学選抜戦。先発35分間限定で出場した中島は無得点にも「チャンスで決められなかったのが悔しいけど、自分じゃなかったらチャンスは生まれていない」と前を向くと、こう豪語した。「『和製ハーランド』とか呼ばれるけど、中島大嘉というブランドを確立したい。『地球製中島大嘉』って」

 ハーランドは21歳で194センチのノルウェー代表FW。今季ドイツ1部のドルトムントでリーグ戦23試合に出場して21得点をたたきだした。世界屈指のストライカーに例えられるほど中島も高い打点からのヘディングでゴールを挙げるが、「和製ハーランド」の活字を見るたびに「まだまだやなあ」と自らの名が浸透しないことに歯がゆさを感じている。

 それだけ「大嘉」の名前に誇りを持つ。国見高OBの父が同校OBでJ1歴代最多191得点をマークした元日本代表FW大久保嘉人さんよりも大きくなってほしいとの願いを込めて名付けた。

 「後付けちゃうんかなと思うけど、お父さんはそう言っていたし、嘉人さんも思っている。そういう選手になっていく予定」と本人も先輩超えを意識。「いつ嘉人さんに見られてもいいように、毎試合点を取らないと」と意識を高く持つ。

 プロ2年目でも高校時代と同じ丸刈り頭なのも理由がある。「高校時代に結果を残せなかった分、結果を出して国見のブランドを日本中にとどろかせたいから。今季公式戦で10点取ったら伸ばそうかなと思っている」。J1リーグとルヴァン杯で既に6得点をマーク。さらなるゴール量産で「国見の中島」を印象づけてから丸刈りを卒業し、日本の中島、地球の中島へとのし上がる。(末継智章)

 ◆中島大嘉(なかしま・たいか)2002年6月8日生まれの19歳。大阪市出身。同市の「アイリスFC住吉」から「RIP ACE SC U-15」を経て国見高へ。3年時の全国高校選手権は長崎県大会準決勝で創成館に敗れた。21年にJ1札幌へ加入し、3月3日のルヴァン杯福岡戦(ベスト電器スタジアム)でプロ初ゴール。今年3月19日のC大阪戦(ヨドコウ桜スタジアム)でJ1リーグ初得点。188センチ、77キロ。

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