J1福岡・長谷部監督が悔やんだ失点「うちは本来やられない」 元同僚が教えてくれた教訓も

西日本スポーツ 末継 智章

 ◆明治安田生命J1第13節 川崎2-0福岡(14日、等々力陸上競技場)

 アビスパ福岡がJ1で2連覇中の川崎に0-2で敗れ、今季リーグ戦で5試合ぶりの黒星を喫した。後半10分に川崎の遠野大弥(23)に先制され、同14分にはCKから失点。2020年にアビスパのJ1昇格に貢献した遠野には昨年のアウェー戦でも先制点を決められており、2年続けて手痛い“恩返し弾”を食らった。鳥栖は神戸に0-4で敗れた。

   ◇   ◇

 今年も元同僚にやられた。0-0で折り返した後半10分。相手スローインから川崎FWレアンドロダミアンのポストプレーなどを経由された末、ゴール前でノーマークの遠野に先制点を決められた。ショックが残る同14分にもセットプレーから失点。3-2で勝利した3月19日のG大阪戦以来、今季2度目の複数失点に長谷部監督は「本来、うちはセットプレーでやられない。悔しい失点」と顔をしかめた。

 直前まで4試合で1失点に抑えていた守備は、左サイドハーフの遠野がゴール前へ入ってくる動きも、レアンドロダミアンのポストプレーも警戒していた。それでも止められなかった先制点。DF奈良は「組織的な守備の練度は高まっているが、個々がレベルアップしないといけない」と痛感させられた。

 シュートも3本にとどまり、攻守ともに完敗。それでも奈良は「まだ意識を変えられる時期に気付けたのは悪いことではない」と前を向く。昨年4月のアウェー川崎戦でも1-3で完敗。遠野にミドルシュートで先制された反省から相手への寄せを速くする意識を高めた。その結果、8月のホーム戦で川崎の無敗記録を止めるなどして過去最高の8位で残留した。

 長谷部監督も「こちらも相手も上積みしている。(J1上位の)基準はここだよとまた確認できた」と実感。さらに上を目指すため、遠野と川崎が再び教えてくれた教訓を無駄にはしない。(末継智章)

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