小久保2軍監督も「さすが」とうなるベテラン和田のファーム調整法

西日本スポーツ 喜瀬 雅則

 ◆ウエスタン・リーグ 阪神1-1ソフトバンク(14日、鳴尾浜)

 ソフトバンクの和田毅投手(41)が14日、ウエスタン・阪神戦(鳴尾浜)に先発し、7回途中1失点と好投した。初回に3安打で1点を失ったが、2回から7回2死までは4安打無失点。最速142キロで102球を投げた不惑の左腕は、7回にも140キロ台をマークした。その立ち直った理由は「“元”に戻したからですよ」-。

 今月5日のオリックス戦(ペイペイドーム)で5回を3安打1失点。翌6日に、新型コロナウイルス感染者との濃厚接触の疑いで「特例2022対象選手」として出場選手登録を抹消された。自主隔離期間中を経て、中8日登板となったこの日は「フォームで試してみたいものがあった」。変更点の詳述は避けたが、簡単に表現してもらうと「昔の感じのフォーム」だという。

 ところが先頭の江越に左前打、ロハスには右翼への二塁打などで2死二、三塁とされると、小野寺には同点の左前適時打と初回だけで3安打。「バッターの反応は正直。打ちやすそうなんだな」と苦笑いで振り返り「やっぱりこっちなんだな」と2回からは“今季型”に戻した。2回は内野ゴロ三つで三者凡退、3回にはけん制で一塁走者も刺すなど「テンポよく投げられた」と2回からは7回2死まで4安打。小久保2軍監督も「和田は、さすがですね」とうなずいた。

 今季最多となる102球と“大台越え”となった時点で交代したが「こんな感じなら、大丈夫かなと思いました」。納得顔のベテランは21日のロッテ戦(ペイペイドーム)での先発復帰が濃厚。まさしく万全の“試運転”となったようだ。(喜瀬雅則)

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