前回「ノーノー」快挙の東浜巨が中5日で故郷の沖縄凱旋登板

西日本スポーツ 小畑 大悟

 ◆日本ハム10-2ソフトバンク(15日、札幌ドーム)

 7連勝の後は最下位に3連敗-。ソフトバンクが今季初の同一カード3連戦3連敗を喫した。日本ハムに10点を奪われて大敗。新庄ビッグボスに2度の重盗やスクイズなどでかき回され、カード初戦で決勝打を浴びた万波には特大弾などで4打点を献上。日本ハムに札幌ドームで3連戦3連敗を喫したのは2018年以来、4年ぶり。西武に競り勝った首位楽天との差は再び4ゲームに広がった。

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 ビッグボスに好き勝手にやられた。2桁失点の大敗から約50分後。首脳陣ミーティングを終え、藤本監督は報道陣の前にようやく姿を見せた。「野球には流れがある。ミスが出たら向こうに流れがいく」。今季初の同一カード3連戦3連敗は自軍のミスも重なった。

 初回に柳田がバックスクリーンへ先制の6号2ラン。これ以上ない形でチームの連続無得点を23イニングで止めた。先発は石川。藤本監督が「千賀との二枚看板」と信頼する先発の柱のはずだったが、制球難で隙を見せると新庄監督の采配に何度もかき回された。

 (1)重盗で同点 2回に石川が2四球から松本剛に右前適時打を浴び、なお2死一、三塁。続く今川への初球に重盗を仕掛けられると、甲斐はやや三塁側に位置を変えていた石川に送球したが、石川がよけてカットしなかったこともあり、三塁走者が生還した。

 「あれは捕手(甲斐)のサインミス。捕手がサインを間違えただけ。(本来は)ピッチャーカットです」。藤本監督は痛い2点目の舞台裏を明かした。甲斐によるサインの伝達ミスがあり、石川は送球をカットして三塁走者の本塁生還を阻む対応ができなかった。

 (2)スクイズと重盗が響いて4失点 2点を追う4回無死一、三塁で今川にセーフティースクイズを決められた。死球で1死一、二塁となって2番手松本を投入したが、2死後に再び重盗を許した。甲斐が送球できずに二、三塁となり、万波に2点三塁打、さらに石井に適時打を浴びた。

 ビッグボスの「足攻」にも揺さぶられての大量失点。藤本監督は「ちょっと甲斐に精彩がなかったね」。打っては2回1死二、三塁で見逃しの3球三振。攻守で本来の姿に遠く、5回に代打を送られた。交代したバッテリーも6回に万波に特大の2ランを被弾した。

 4月20日から3連敗→3連勝→4連敗→7連勝→3連敗と乱高下の連続。首位楽天とは再び4ゲーム差に開いた。試合後にデスパイネの合流を決めた藤本監督は「切り替えてやるしかない」と強調。17日の西武戦(那覇)は前回登板でノーヒットノーランを達成した東浜を中5日で立てる。最北から最南へ飛び、再び白星街道に転じる。(小畑大悟)

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