救援陣支える沖縄コンビ、又吉と嘉弥真が故郷での無失点継続誓う

西日本スポーツ 伊藤 瀬里加

 ソフトバンクの又吉克樹投手(31)と嘉弥真新也投手(32)が、故郷沖縄で開催される17、18日の西武戦(沖縄セルラー)での快投を誓った。浦添市出身の又吉は開幕から17試合無失点、石垣市出身の嘉弥真も同じく14試合無失点を継続中。17日に先発する東浜が前回登板でのノーヒットノーランで脚光を浴びる中、救援陣を支える「防御率0.00コンビ」も沖縄を盛り上げる。

   ◇   ◇

 ソフトバンクのユニホームでは初めての沖縄での公式戦。移籍1年目の又吉は胸を高鳴らせた。那覇では中日時代の2015年に2試合に登板。今回の2連戦でマウンドに上がれば7年ぶりで、球場に駆けつける予定の両親や友人に進化した姿を披露するつもりだ。

 「移籍してすぐに沖縄で試合ができるのはものすごくうれしい。まずは投げさせてもらえるように」。移籍1年目の今季は開幕から17試合連続無失点で1勝10ホールド、1セーブ、防御率0・00。抑えの森が不調で戦列を離れている救援陣を支えている。

 小学生時代に沖縄で開催された巨人戦を観戦。清原和博らの姿に「体、でかいな。テレビで見ている人たちのユニホームだ」と圧倒された。自身も独立リーグなどを経てプロ野球選手となり「子どもたちの一つの思い出として残ってくれたら」と自覚を口にした。

 森山投手コーチが「僅差のゲームも安心して任せられる。すごく感謝している」と頭を下げる又吉だけでなく、石垣島出身の嘉弥真も開幕から14試合連続無失点で防御率0・00。左腕で左打者へのワンポイント起用が中心ながら、1イニングを託されることもある。

 約130人という嘉弥真の親戚で、今回球場に訪れるのは「30人の2セットで60人くらいです。まだ少ない方」と笑う。那覇では昨年7月4日の日本ハム戦でヒーローインタビューを受けた一方、19年5月21日の西武戦では2失点しており「今回はいいところを見せたい」と意気込む。

 沖縄県は15日に日本復帰50年を迎えた。「その年にナオ(東浜)がノーヒットノーランをした。沖縄の野球界がすごくいい1年になるように、『ものすごくいい試合だったな』と言ってもらえるようなプロ野球を見せられれば」。又吉は力を込めた。左右の頼れるリリーバーが「ちむどんどん(胸がわくわく)」する試合を演出する。(伊藤瀬里加)

PR

福岡ソフトバンクホークス アクセスランキング

PR

注目のテーマ