千賀「やるべきことマウンドで表現」20日佐々木朗希と第2ラウンド

西日本スポーツ 長浜 幸治

 夢の164キロ対決を制する!! 20日のロッテ戦(ペイペイドーム)に先発するソフトバンクの千賀滉大投手(29)が19日、佐々木朗希投手(20)との投げ合いに覚悟を示した。球界屈指の豪腕同士の初対決となった6日の同戦ではともに勝ち負けは付かず。13日の日本ハム戦で自己最速を更新する164キロをマークしたエースが2週間ぶりの「再戦」で貫禄の投球を披露し、交流戦前のラスト3連戦に弾みをつける。

   ◇   ◇

 日本最高峰となる豪腕「再戦」の前日、千賀はあくまで冷静だった。「自分のやるべきことをしっかりとマウンドで表現できるように。それだけです」。19日は沖縄から福岡に戻った後、ペイペイドームでの練習に参加。キャッチボールなどで汗を流した。

 佐々木朗との初顔合わせとなった6日のロッテ戦(ZOZOマリン)では最速160キロを計測。“完全試合右腕”も自己最速タイの164キロをマークし、異次元の投げ合いに観客は大いに沸いた。千賀は5回3失点、佐々木朗は6回1失点でともに勝敗は付かなかった。

 前回登板となった13日の日本ハム戦(札幌ドーム)では8回1失点で今季初黒星を喫した千賀だが、大きな収穫を得た。初回、清宮に対して自己最速を更新する164キロをマーク。日本人投手では165キロをマークした大谷に次ぐ数字で、佐々木朗とともに歴代2位となった。「やりたいことが少しずつ出せてきた感じはあった。次回以降が楽しみになる投球だった」と手応えを口にした。

 チームは沖縄で2連勝を飾り、首位楽天とのゲーム差は約3週間ぶりに「2・5」まで縮まった。「佐々木(朗)から点を取るのはなかなか難しいけど、千賀もホークスのエース。エース対決で絶対に先に点をやらないぐらいの気持ちで投げてもらいたい」。藤本監督は猛追ムードをさらに高める投球をエースに期待する。

 ロッテ3連戦の先陣を切る千賀の投球は、24日に始まる交流戦に向けても重要となる。「なんとかいい形で交流戦に入れるように悪くても2勝1敗で。頭を千賀で取りたい。できることをやります」。そう意気込んだ指揮官の思いは当然、千賀にも伝わっている。「とにかくチームが勝てるように投げたい」。気負いも邪念も振り払い、豪腕対決を制する。(長浜幸治)

PR

福岡ソフトバンクホークス アクセスランキング

PR

注目のテーマ