“ポスト甲斐”期待のソフトバンク渡辺、打率3割台で成長中

西日本スポーツ 喜瀬 雅則

 ◆ウエスタン・リーグ 中日3-4ソフトバンク(21日、ナゴヤ球場)

 “ポスト甲斐”の期待がかかるソフトバンクの渡辺陸捕手(21)が、堅実に成長への道を歩んでいる。21日、ウエスタン・中日戦(ナゴヤ球場)に「6番捕手」でスタメン出場。1安打を放ち、打率3割1分8厘と好調だ。24日からの交流戦では、DH制のないセ・リーグ球団の本拠地で投手の打順に代打が使われるケースが増え、渡辺の存在が注目されるが、小久保2軍監督は「(甲斐)拓也の後のレギュラーとして育てたいという話を(1軍とも)している」と、捕手として「できるだけファームで経験を積ませる」(同2軍監督)ことを“優先”したいというチーム方針を明かした。

 渡辺は身長187センチ、体重84キロの大型捕手。2019年に育成ドラフト1位で入団し、昨年8月に支配下登録された。力強い打撃には王貞治球団会長も注目しているほどで、城島健司球団会長付特別アドバイザー以来となる“打てる大型捕手”としての素質をたっぷりと備えている。

 この日も2回、中日の左腕岡田の外角へ逃げる113キロのカーブに、バットのヘッドを利かせて右前へ運び「勝手に体が反応しました」。守っても、先発の左腕中道が初回に3失点すると「真っすぐが暴れていたので、この球、と相手に限られないよう、いろいろな球を投げさせるように意識しました」。3回からの4イニングは三者凡退と立ち直らせた。「守りは守り、打撃は打撃、できるだけ切り替えてやっています」とさらなる成長を目指している。(喜瀬雅則)

PR

福岡ソフトバンクホークス アクセスランキング

PR

注目のテーマ