「それを上回る」得点圏にめっぽう強い西武・呉念庭 ピンチに役立つマインド

西日本スポーツ 山田 孝人

 ◆中日5-8西武(24日、バンテリンドームナゴヤ)

 チャンスにめっぽう強い男が帰ってきた。初回1死満塁。この日出場選手登録され、即「5番三塁」で出た呉念庭だ。小笠原の真っすぐを右前へと運ぶ先制2点打。「みんながつないだ好機の流れに乗り、強気で打席に入った」とうなずいた。

 7回無死一塁では右翼席へ2号2ラン。今季序盤に右脚を負傷した山川が一走だったこともあり「山川さんをゆっくりホームにかえすことができたので良かった」。今季ここまで得点圏打率3割7分5厘の「得点圏の鬼」。心はとことん優しい。

 好機で躍動できる理由は強いメンタル。「絶対打つと。球をつぶす感じですね。向こうも抑えにきている。それを上回る感じで」。昨季の交流戦では6割超えの得点圏打率を記録。穏やかな人柄のチームの人気者は実績も自信に活躍を続ける。

 5月1日に新型コロナウイルス感染が確認された影響で離脱を余儀なくされた。約10日間の隔離期間で体力も筋力も低下。練習再開後はファームでウエートやランニングで「ミニキャンプです」。上々仕上げで即4打点と速攻、勝利に貢献した。

 森とオグレディも復帰と主力3人が戻った打線が復活。今季最多の13安打&最多タイの8点で2連勝だ。辻監督も「(主力が戻り)やっぱり違う。いきなり結果を残してくれた」。白星発進の交流戦に納得顔だった。(山田孝人)

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