西武山川、独走の16号2ランで一挙8点を誘発 アーチ13戦全勝の不敗神話には「最悪。それは結果」

西日本スポーツ

 ◆西武10-5DeNA(28日、ベルーナドーム)

 狙い通りの一発に「どすこい」ポーズも軽やかだった。2点リードの3回2死一塁で、4番山川が12球団トップの16号2ラン。三振した初回の第1打席で手を焼いた上茶谷の緩いカーブをバックスクリーンに運んで「完全にやり返せた。してやったり」と笑った。

 主砲の3試合ぶりの一発が打線に点火した。続く5番森からは2四球を挟んで6本の長短打を連ねるなど、打者14人の猛攻で一挙8点。1イニング8得点以上は、2019年8月17日のソフトバンク戦の2回に千賀から9点取って以来だ。

 西武の2桁得点は今季50試合目で初めてで、14安打も今季最多。ベテランの中村を休ませ、オグレディを7番に下げるなど打線を組み替えた辻監督も「(山川の)2ランで気持ちが楽になった。久々につながったな」と頰を緩めた。

 山川が本塁打を打った試合は今季13戦全勝ながら「(不敗神話と言われるのは)最悪。それは結果であって、全く意識しない」。前日27日は4四球と勝負してもらえず、チームは零封負けした。気が沈みがちな状況でも「いかに同じような気持ちでいられるかが大事」と切り替えた。

 やるべきことをノートに記す試合前の日課で頭をリセット。27日に4三振したオグレディにはバットを貸して2回の先制2ランを“アシスト”した。「結果より過程が大事。負けている試合でもホームランを打ちたいし、ホームランを打てなくても勝ちたい」。一喜一憂せずどっかり構える4番が打線を分厚くしている。(末継智章)

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