Jに2年4カ月ぶり響いた声援「選手と一緒に戦っている気がした」

西日本スポーツ

 YBCルヴァン・カップの鹿島-福岡戦(カシマスタジアム)でJリーグは声出し応援の運営検証を行った。新型コロナウイルス禍以降に声を出しての応援が認められるのは国内の主要プロスポーツで初めてで、Jリーグでは約2年4カ月ぶりに声援が戻った。

 「声出し応援エリア」は両チームのゴール裏約1700席限定。不織布マスク着用や四方の間隔を空けるなどの対策を行った上でチャント(応援歌)の合唱などが認められた。福岡サポーターも「俺たちが福岡」などを歌い、選手を鼓舞。試合後にはアウェー戦で勝ったときの定番ソング「博多へ帰ろう」で、6年ぶりの8強進出の喜びを分かち合った。

 東京都東村山市の会社員、新堀恵梨香さん(33)は「やっと声が出せてうれしい。選手と一緒に戦っている気がした」と感動した様子。視察したJリーグの野々村芳和チェアマンは「なんて表現していいか分からないくらい胸が熱くなった。早く本来の姿に戻したい」と、さらなる規制緩和へ意欲的だった。

 産業総合研究所の分析によると、不織布マスクを着用して声を出して応援した場合でも、応援しない場合と感染の危険性はほぼ変わらないという。Jリーグは7月以降も運営検証でマスク着用率や応援状況などを調査しながら段階的に規制を緩和する方針。福岡のホームゲームはまだ検証試合に組みこまれていない。(末継智章)

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