福岡・西南大から初の大学ジャパン入りへ 強打の内野手、小中健蔵

西日本スポーツ 前田 泰子

 オランダで7月に開催される「ハーレムベースボールウィーク」に出場する大学日本代表の選考合宿が、18日から神奈川県平塚市で行われる。西南大の小中健蔵(4年・九産大九州)は、同大の選手として初めて代表候補に選ばれた。九州の大学からの選出は九産大の渡辺翔太(4年・北九州)と2人だけ。小中は3日間の合宿で強打の内野手としての持ち味をアピールして、初の「侍ジャパン」入りを目指す。

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 一度は消えたチャンスが再び巡ってきた。小中が代表候補に選出されたのは2度目だ。2年秋にも候補入りしていたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で合宿は中止された。「楽しみにしていた分、なくなったのは悔しかった。だから、もう一度、選ばれることを目標に頑張ってきた」。念願かなって再び代表候補入りして「楽しみです」と笑みを浮かべた。

 積極的な打撃が買われ、リーグ戦デビューした1年秋から4番に抜てきされた。2年秋に実力が開花し、4発を放って本塁打王に輝き、打率4割5分5厘を記録。三塁でベストナインにも選ばれた。「積極性と勝負強さがある。あんなにインコースのさばき方のうまい選手は今まで見たことがないぐらい。使う側からすればすごく頼りになる」と東監督は評価する。

 主将となった今春は打率3割4分3厘だった。打率2割と低迷した昨秋の反省から体重を5キロ増やし、トレーニングでパワーをつけた。「本塁打は出なかったけど、逆方向へ大きな当たりが出るようになった」と打撃がワンランクアップした手応えはある。

 少年時代から「代表」に呼ばれるのは初めて。トップ選手が集まる合宿で吸収したいことはたくさんある。自らを「人見知り」と言う性格だが「頑張っていろんな人に話しかけてみたい」とこのチャンスを今後の野球人生に生かすつもりだ。49人の候補選手を24人に絞り込む狭き門だが、目標は代表入り。「広角に打てるところや、野手の間を抜ける打球をアピールしたい」。西南大から初の「侍」を目指してアピールしていく。(前田泰子)

 ◆小中健蔵(こなか・けんぞう)2000年8月6日生まれ。福岡県粕屋町出身。仲原小4年時に硬式クラブ「志免ボーイズ」で野球を始める。粕屋中では硬式クラブ「粕屋ボーイズ」に所属し内野手として九州大会に出場。九産大九州高では1年秋からベンチ入り。3年夏は4番で出場し、南福岡大会決勝で沖学園高に敗れた。西南大では1年秋からリーグ戦に出場。3年春もベストナイン。181センチ、86キロ。右投げ左打ち。

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