早くも4人目…なぜ多い?今季のノーノー 両リーグ本塁打数トップ男の証言をもとに考える

西日本スポーツ

 オリックス山本由伸投手(23)が18日の西武戦(ベルーナドーム)で、プロ野球史上97度目(86人目)とノーヒットノーランを達成した。

 今季は4月10日に完全試合を達成したロッテ佐々木朗希投手(20)を皮切りに、5月11日にソフトバンク東浜巨投手(31)、6月7日にDeNA今永昇太投手(28)がノーヒットノーランを達成。今月だけで2人目、前半戦だけで早くも4人目の快挙と、異例の事態となっている。

 リーグ戦再開を控えた今月15日、ベルーナドームでの全体練習後に西武の山川穂高内野手(30)は、「投高打低」の傾向が色濃くみられる今シーズンについて、独自の見解を語っていた。

 「ボールは飛ばないですよ。飛ばないです。何かいつもより飛ばない気がするな、くらいの。でも、確信は持っています。何年か前の打球速度に対する飛距離の感じを見ても飛んでいないので。大体(打球速度が)160キロ出れば本塁打を打てる。僕だったら速いときは180キロぐらいいくんですけど(バットの芯を)食ったときの打球の飛距離が、本塁打は本塁打ですけど、飛ばんなって。当たった感覚も一緒なんですよ。ただ映像を見ると、意外と(飛距離は)そこまでなんだ、って」

 ここまで両リーグトップの21本塁打、リーグ3位の打率2割9分9厘をマークしている西武の主砲は、球団にある過去の自身の飛距離データなどと照らし合わせた上での実感として、今季感じてることをそう証言した。

 と同時に、山川は対戦する各投手のレベルの高さについてもこう強調した。「普通に投手のレベルは高いです。間違いなく。やはり何年か前より球速は速いですからね。明らかに『速っ』て思う。先発投手も150キロを投げるのも今は当たり前ですし、抑えは160キロ近く投げる」。現在、両リーグの規定投球回到達者で、防御率1点台の投手は7人(セ2人、パ5人)。指名打者制が採用されているにもかかわらず、パでは現在防御率ランキング10位の西武・高橋光成投手(25)が2・37の数字を誇るなど、パではより顕著に「投高打低」の傾向が出ていると言える。 

 それでも山川は「(自分は)普通に打てば本塁打は入る。(他打者が)飛ばない方がありがたいですし」とも強調。他を圧倒する飛距離を誇るからこその、揺るぎない自信も示す。ここまで本塁打はシーズン46発ペース、打点もリーグ2位の43、打率もリーグ3位。三冠王を狙える位置につける獅子の主砲が、異例ともいえる「投高打低」のシーズンでその真価を発揮するかにも注目が集まる。

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