3600人超の前でビッグプレー 元お笑い芸人「ブリリアン」コージがアメフトで高める認知度

西日本スポーツ 松田 達也

 アメリカンフットボール社会人Xリーグ1部(X1)スーパーに今季から参入するイコールワン福岡SUNS(サンズ)が、9月に予定される新シーズンの開幕に向けて調整を進めている。12日には今季初めての対外試合を実施。加入3年目を迎えた元お笑いコンビ「ブリリアン」のDLコージ・トクダ(34)は、社会人最高峰の新たな舞台に挑戦するチームの成長に手応えを感じている。

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 ムードを高める好プレーが飛び出した。第1クオーターにコージ・トクダが相手の司令塔を封じるQBサックを決め、チームメートの歓喜に笑顔で応えた。「粘り勝ちでしょうか。しっかり腕をつかんで『逃がすか』と思った。やりましたね!」。会心のプレーを充実した表情で振り返った。

 12日に福岡県久留米市の久留米総合スポーツセンター陸上競技場で臨んだ今季初の対外試合。同じX1スーパーに所属するノジマ相模原と対戦した。勢いに乗った前半はリードして折り返したが、後半に攻め込まれ、10-27で完敗。コージ・トクダも「地力の差が出たのかな…。勝ちたかったですけど」と悔やんだが、強豪と渡り合った試合内容に手応えを示した。

 2017年の創部から6年目。着実にチーム力を付けてきた。コージ・トクダもタレントとの二刀流で注目を集めた加入から3年目。「感覚が慣れてきたし、チーム内の立ち位置もベテランになってきた。周囲が見えるようになったかな」と笑った。

 X1スーパーは12チームを二つに分け、各ディビジョン内で総当たりのリーグ戦を行い、それぞれ4位以上のチームが日本一を決めるライスボウルトーナメントに進出できる。一つでも多くの白星を目指す中、コージ・トクダの目標は明確。「戦う相手は全て格上になる。慢心せず勝ち続けて、しっかり結果を残したい。個人的には毎試合、QBサックを決めること」と誓った。

 少しずつ認知度を高めるチームは12日に3600人を超える観客をスタンドに集め、力強い戦いぶりを披露した。コージ・トクダも試合後にサイン会などでファンと交流。グラウンド内外で、欠かせない存在感を放っている。「何かの運命というか、一度はX1スーパーでやっておけよ、ということなのかもしれない。今年は、いい年になりそうな気がしますよ」。太陽のような輝きで、新たなステージに挑戦する「SUNS」を引っ張っていく。(松田達也)

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