幻と消えた東福岡VS佐賀工ようやく実現、決着いかに! きょう高校ラグビー九州大会決勝

西日本スポーツ

 コロナ禍で幻となった注目の対戦が場所を変えて実現する。21日に長崎市のかきどまり陸上競技場で行われる高校ラグビー九州大会決勝。東福岡と佐賀工が激突する。両チームは、3月に開催された全国高校選抜大会(埼玉・熊谷ラグビー場)で新型コロナウイルスに翻弄(ほんろう)された。

 佐賀工は全国高校選抜大会で19大会ぶりの準決勝に進出。元日本代表FB五郎丸歩さんを擁して2年連続で準優勝した第3、4回大会以来の躍進だった。しかも準々決勝の国学院栃木戦は17-19で迎えた後半ロスタイムに、FB井上達木が約20メートルのドロップゴール(DG)を決めて逆転する1点差の劇的勝利だった。

 意気上がる勝ち方、しかも準決勝の相手は九州のライバルで大会2連覇を狙う東福岡。だが、待っていたのは思いも寄らぬ知らせだった。準々決勝の対戦相手だった国学院栃木から複数の体調不良者が出て、コロナ感染が疑われたため、感染対策のための大会規定にのっとり、佐賀工も「濃厚接触」とみなされての辞退勧告。佐賀工から感染者は出なかったが、受け入れた。

 思わぬ形で2大会連続の決勝へと進んだ東福岡だったが、そのヒガシにも思わぬ展開が待っていた。1回戦で対戦した国学院久我山(東京)から陽性者が出たことで、感染対策のための大会規定にのっとり、決勝の辞退勧告を受け入れた。ただ大会の決勝が予定されていた3月31日。決勝中止となったことを受け、対戦予定だった東福岡と報徳学園(兵庫)は同日、陰性を確認した上で埼玉県熊谷市で代替の練習試合を行い、賛否両論の物議を醸した。

 そんな無念の辞退となった両チームによる対決。2月の九州高校新人大会は、新型コロナウイルス感染拡大を受けて準決勝、決勝は実施しなかったこともあり、両チームは対戦していない。今季の九州勢は全体的にレベルが高いと言われており、両チームの今年の力関係は興味深い。注目の一戦は、午前11時50分開始だ。(大窪正一)

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