参院選より熱い⁉球宴パ中継ぎ「沖縄対決」又吉「いい話題」

西日本スポーツ 鬼塚 淳乃介

 ソフトバンクの又吉克樹投手(31)が20日、“逆転当選”を誓った。オールスターのファン投票でパ・リーグ中継ぎ投手部門の現在2位。沖縄の同郷、西武の平良とデッドヒートを繰り広げている。今年の夢舞台は本拠地ペイペイドームと、独立リーグ時代に投げた松山・坊っちゃんスタジアム。大車輪の活躍を続けて激しい選挙戦を制し、“凱旋(がいせん)登板”を勝ち取ってみせる。

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 激しい選挙戦も終盤に入った。ユニホームを変えて昨年に続く3度目の球宴出場を狙う又吉。同郷のライバルとの争いは一進一退だ。1位の西武平良と2位の又吉との票差はわずか5403票(20日正午現在)。ともに20万近い票を集め、中継ぎ部門は最激戦区だ。

 「争うのもすごいうれしいことですけど、それくらいの人たちが投票してくれたことに感謝している」と又吉。中間発表がスタートした1日から9日の第7回発表までトップだったが平良に逆転を許した。それでも17日の発表で又吉が再びトップを奪い返していた。

 今年は沖縄の日本復帰50周年の節目。そんなシーズンにチームメートの東浜が無安打無得点を達成すれば、西武山川はリーグ本塁打王争いで独走と、沖縄県勢の活躍が目立っている。「その中で(平良と)争っているのは一ついい話題になる」と笑顔を見せた。

 今年の夢舞台への思い入れは強い。初戦は本拠地ペイペイドームであり、2戦目は松山市の坊っちゃんスタジアム。「松山は僕が独立リーグに行ったときにボコボコに打たれて…」。環太平洋大から四国アイランドリーグplus香川に入団した当初の思い出を明かした。

 入団間もない頃のオープン戦だった。「変化球ばかり投げていたら西田さん(当時香川監督)に怒られて。もっと真っすぐ投げろという話から、真っすぐに磨きをかけた結果プロに入れた。一つの思い出の土地でもある」。その秋に中日にドラフト指名されるきっかけになった会場に思いをはせた。

 FAで移籍した今季は27試合に登板し、14ホールドはいずれもチームトップ。救援陣の欠かせない一員として大車輪の活躍を続ける。飛躍のきっかけとなった四国のファンにも成長し続ける姿を見てもらいたい。最後まで先が見えないデッドヒートとなった選挙戦の投票締め切りは27日。「投げてアピールすることしかできない。とにかくチームのために、というのを考えながら一試合一試合過ごし、結果を待ちたい」。吉報を信じ、右腕を振り続ける。(鬼塚淳乃介)

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