J1鳥栖見せた驚異の攻撃力 お得意さまに圧勝 シュート最少でも得点3位

西日本スポーツ 向吉 三郎

 ◆明治安田生命J1第18節 鳥栖5-0FC東京(26日・駅前不動産スタジアム)

 サガン鳥栖が二つの“神話”を継続した。今季リーグ戦最多タイの5得点を挙げるゴールラッシュで、FC東京にホーム駅前不動産スタジアムで5-0の快勝。リーグ戦では今季ホームで4勝4分けと無敗で、FC東京には7連勝とした。勝ち点を27に伸ばした鳥栖が、この先の戦いに弾みをつけた。

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 驚異の決定力で鳥栖が今季のホーム無敗を守った。9本のシュートで今季最多タイ5得点の快勝。「サポーターにいいものを提供できた」。川井監督が胸を張った。

 「1点を取って逃げ切ろうという試合はしない」。指揮官が強調した言葉が凝縮されていたのが後半の45分間だった。1点リードで迎えた後半3分、ジエゴが敵陣深くでボールをさばいて左サイドに展開。自らペナルティーエリア内まで進入し、こぼれ球を左足で決めた。このゴールで6選手がエリア内に。今季新加入したセンターバックは「自分の特長は攻撃。それを生かせて、あそこまで入ることができた」とチームの真骨頂を見せたJ1初ゴールを喜んだ。

 鳥栖は序盤、相手GKに猛プレスをかけた小野が右足を踏まれて負傷交代したが、キーマンを失っても攻撃の形がある。前半30分の得点はペナルティーエリア手前で多くの選手が絡んで攻撃を構築。パスが乱れたが、再びボールを奪い返し、岩崎がエリア手前から強烈なミドルシュートをネットに突き刺した。

 ジエゴの2点目の後、小野と交代出場した本田がゴール。そして垣田が2連発。鳥栖のリーグ戦総シュート数は最少125ながら、27得点は3番目だ。高い位置から仕掛ける一斉攻撃が高い決定力を生んでいる。

 これでFC東京にはリーグ戦7連勝。チームは6位に浮上した。「まだまだ上を目指さなきゃいけない」。岩崎が誓う。勢いづきそうな白星で、リーグ戦後半戦をスタートさせた。(向吉三郎)

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