「大好きです!」最後まで迷言連発、HKT48松本日向が卒業 「TRUSTAR」所属も発表

西日本新聞 古川 泰裕

 HKT48の4期生でチームTⅡ所属の松本日向(21)が27日、福岡市の「西日本シティ銀行 HKT48劇場」で卒業公演を行った。モデル系ユニット「Chou(シュー)」の一員として活躍し、「迷言の女王」としても人気を集めた「トリックスター」。卒業後は上京し、芸能事務所「TRUSTAR」に所属しながらタレント活動を続けていくことを発表した。最後まで仲間とファンを笑顔にしながら、約6年のアイドル人生に幕を引いた。

 1曲目の「長い光」、ソロで歌い出しを担当した。初めは少し緊張の色を見せたが、その後は仲間と笑顔を交わしながら黒髪をなびかせた。

 MCでは序盤から「らしさ」を披露。同じ大阪出身の6期生松本羽麗がバックダンサーで登場したことを受け「似たような待遇」と発言。早速、「境遇だろう」とのツッコミを受け、最後のステージでもファンや仲間を笑わせた。

 笑いの数だけ寂しさも増す。山内祐奈は「意味が分からんことを絶対に言う存在がいなくなるのは寂しいけど、笑顔で送り出したい」と別れを惜しみ、他のメンバーも「いなくなるのが想像できない」と口をそろえた。ユニットパートでは同期の小田彩加、宮﨑想乃と「ハート型ウイルス」を披露した。

 「時間は待ってくれないですね」

 最後の公演も終盤へ。これまでの活動を振り返る映像が流れた後は、純白のドレスに着替えて同期メンバーと「桜の花びらたち」を歌った。この曲のために駆けつけた同期の豊永阿紀運上弘菜地頭江音々が号泣し、松本も目を潤ませた。「日向に助けられたことがたくさんあった。明日からどうしよう」。歌い終えた運上が声を詰まらせると、加入時から松本とルームメートだった地頭江も「真っ暗なガラス窓を鏡に見立てて練習したなって…」と思い出を振り返った。

同期と「桜の花びらたち」を歌う松本日向

 劇場はしんみりとした空気に包まれたが、その後は数々の「迷言」をまとめた映像が登場。さらに、ファンへの思いをしたためた手紙を読むかと思いきやステージ裏に取りに戻り「持ってきてないんかい」とメンバーにつっこまれるなど、最後まで「らしさ」は健在だった。

 「15歳で福岡へ来ることを決めた自分をなでなでしたい。行かせてくれた家族にも感謝。ファンの皆さんから人を愛する気持ちを学びました。これから私も出会う人にちゃんと愛情を持って接していきます」と感謝のメッセージを送った松本。アイドル人生の最後にはNMB48の「青春のラップタイム」を選び、仲間と笑顔で舞った。

 「楽しかった! 大好きです!」

 仲の良い5期生・市村愛里から花束を受け取ると、満面の笑みで客席へ手を振った。「ひなた」の名にふさわしい温かみを残し、トリックスターは次の舞台へと旅立った。(古川泰裕)

 

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